風のささやき

一面の菜の花夕日汽車ポッポ柔き胸の香笑う子の夢

駅を歩いていたら
花畑をあしらった幾つものポスターが
飾られていました

一つ一つ見ていたら
出かけてみたくなって
流石にプロの作るポスターだなと思って
感心して眺めていました

その内の一枚には
花畑の中を走る汽車の写真
どこか絵画的な連想をさせる物でした

そんなポスターの印象を書いてみたいなと
幾つかの印象を重ねて
今回の短歌にしてみました

どこか子供の頃に見た
夢の懐かしさに似ているなと
そんな印象も込めてみました