風のささやき

目を覚まし目合わす月に問われおり僕の正義は何であるのか

夜中に
隣で寝ていた子供に蹴られて目を覚ましました
そのまま頭を少し持ち上げて
カーテンの隙間から窓の外を覗くと

まるで僕を見ていたような
月と目があいました

その明るい月に見つめられながら
ふと僕の中に不可思議な問いかけが湧きました
僕の正義は何であるかと

その後
直ぐに眠ってしまったのですが
夢の中でしばらくその問いと格闘しながら
うなされていました