風のささやき

一分咲き歓声の僕白ける子立場逆転花見時

先日子供と電車に乗って出かけたら
車窓から花をつけた桜の木が見えました

まだ一分咲きといった感じだったのですが
思わず興奮気味に隣の子供に
「ねえ、あれ桜だよね、桜。すごいね」などと
話しかけると

隣の子供は冷めたもので
「そうじゃない」との素っ気ない返事
何故こちらがそんなに興奮しているのか
分からないと言った感じです

確かに自分も子供の頃
桜が咲いて嬉しかったかと言われると
特に関心もありませんでした

桜だ、花見だと言いだしたのは
いつ頃のことでしょうか

いつもとは立場が逆転したように
はしゃぐ僕と冷静な子供でした