風のささやき

人の子に自分の子の顔重ねおり遠い旅空離れてあれば

出張中のこと
電車に乗っていると
小さな男の子が乗ってきました

外を見ながら興奮したように
騒いでいる様子を見ながら

自分の子供の顔を
思い出していました

少しの間離れていただけなのですが
元気にしているかなと
一人一人の子供の
笑った顔を思い出しながら目を閉じました