風のささやき

卒園す歯抜けの笑顔に包まれて別れを惜しむ挨拶尽きず

卒園の日
子供達には感傷は似合わないのでしょう
皆笑顔で最後の日を迎えていたのですが

担任の先生と親だけは
いつまでも涙が止まらない状態

乳歯がぬけ変わり始めて
下の前歯が無い子供たちが多く
その視線を一身に受け止めながら

担任の先生は一つ一つの思い出を数え上げながら
子供たちにかけて上げたい言葉が尽きないようで
いつまでも最後になりますがと
言葉をつないでいました

一生懸命にやっていただき
ありがたい限りです