風のささやき

ひとしきり眠ったところで生も夢逃れる場所なし悲しみが見る

嫌な事があって
眠りの中に逃げ込みました

覚えていなかったのですが
見た夢もどこか苦々しい物

起きてもその夢のような気分が続き
生も夢のように儚く移り変わることを思えば
ここは逃げ場のないところ
悲しみがまた頭をもたげて
こちらを覗いていました