風のささやき

挫かれて萎んだ夢のその気持明日また夢見る養分となる

若い時分には色々な事を
夢見てそれが挫かれて
暗い気分に浸ることも多々あります

もちろん今でもそうした気分に
陥ることも多いのですが
若い頃に感じられた希望に満ちた思いは
年を重ねる毎に
薄れてしまって行くことを
感じざるを得ません

夢が挫かれたと思い感じる悔しい気持ち
それも新しい夢を見るための養分になると
感じられるのもまた
年を経たからでしょうか

 # 2012 冬に