風のささやき

苦々し自分思えばいつからか月明かり沁む夜にあっても

いつからか自分のことが
好きでは無くなっていました

何をやっても駄目な自分だと
そんな思いがいつも頭の片隅から離れません

自分のことを考えると苦々しく
心も沈みがちになります

その思いはどんな時にも
自分にべったりと貼り付き離れずに
例えば月明かりが綺麗な夜にも
苦々しい思いを噛みしめるだけです