風のささやき

夕映えに空痣だらけ眠られぬまた苦しみの闇の入り口

夜一人でいると
様々なことが思い浮かび
眠れなくなることもあります

そんな時の夕刻は
苦しみの闇への入り口
その中に一人で
足を踏み入れることに
恐れを感じます

美しいはずの夕映えも
打ちのめされた痣の様に見えて
自分の心の様が
空に映し出されているようです