風のささやき

一面の花畑の夢目が覚めてこの手の先を誰とつながん

とある朝
一面のきれいな花畑を
歩いている夢の中から目覚めました

その花畑の鮮やかな色彩は
まだ僕の瞼の裏に残っていて
僕はまた眼を閉じて
しばらくその色彩の余韻に
耽っていました

そうしてもう一度
夢見ることができるのならば
誰とあの花畑を
手をつなぎ歩こうかと
ふと思っていました

立ち上がり家の中を歩いていると
カレンダーの上の花畑の写真を発見
この印象だったのかと気がつきました