風のささやき

満点のプラネタリュウムの星ほどの大志失くして常闇の瞳

先日子供たちと一緒に
プラネタリュウムを見に行きました

普段は街の明るさや空気の汚れの中で
隠されているという夜空の星の数は
ほんとうに数え切れず
何故か見ていたら
切ない気分を覚えました

若かりし頃はもう少し様々な志を瞳に
その光に導かれていたような気がします
それが今では目の前の暗闇を歩くので精一杯

志の輝きを消してしまったのは
きっと自分自身なのでしょう

満点の星の浮かぶ暗闇の中で
寂しい気分からしばらくは
抜け出せないでいました