風のささやき

苺咲く蜂の働きおこぼれの甘い赤い実赤子と頬張る

苺狩りに行った際のこと
ビニールハウスの中には
蜂が放されていました

どうやら蜂の力を借りて
受粉させるためのようです
説明では襲ってはこないからということ

確かに我々が苺を摘んでいる側でも
蜂は白い花にもぐり
何やら忙しそうに働きまわっていました

その働きの成果で
赤く実を付けた苺

まだ7カ月の赤子も
美味しかったようで
大きな実を5個も6個も食べ
いつまでも苺の甘い匂いを
漂わせていました