赤子見る僕の身支度髭剃りも見逃さずに見る目と向かい合う
朝は赤子の三男を抱きながら 身支度をしていることも多いのですが 髭をそったり歯を磨いたりしている僕の様子を 腕の中から興味深そうに眺めています もちろん何をやっているのかは 分からないのでしょうが 髭剃りの音を不思議そうに聞いたり 歯ブラシに手を伸ばしたりと 興味は尽きないようです 身支度が終わり 三男を抱き上げて 正面から向き合うと またじっと僕を見ている目が 楽しそうに笑います 子はどこまで親を見ているのでしょう 見られても恥ずかしくない父親にならなければと じっと自分を見つめる 三男の眼差しに思います