風のささやき

一人だけ圧力鍋は仕事して怒りあらわに昼寝の合間

夕食の食事のために
圧力鍋に材料を入れて仕込みました

自分はというとその合間に
眠ってしまった子供たちと一緒に
少しだけ昼寝をしようと
布団の中に入り込みました

火を弱めてはいたのですが
やがて蒸気を勢い良く噴出す圧力鍋

まるで皆が休んでいる中で
一人だけ仕事をさせられて
怒りをあわらにしているようです

それでもしばらくは
無視をして目をつむっていたのですが
やはりその音が気になり
火をとめました

やがて皆が寝静まり
部屋は静けさを取り戻しました