風のささやき

傷ついたあなたを優しく癒したい思いのたけの犬の舌のよう

生きるにつれて
それだけ嫌な思いに傷つくことも
増えてきます

忘れていたように思っていた
その傷口が時々疼き
自分自身で驚くようなこともあります

嬉しさのあまりに
舐めてくる犬の舌のように素直に優しく
人の心を癒せる力が
自分にあればと
無力さをかみ締めるばかりです