風のささやき

短冊の願いの果ての今の我誇らしくもあり寂しくもあり

短冊に書いた最後の願い事がどんなものだったか
すっかりと忘れている自分がいます

きっと青臭い願い
でもそれが叶うと思うことができた
その頃の自分がとても羨ましく思えます

そんな願いを重ね
年を重ねてきた今の自分
願いはほとんど叶ってはいないのですが
それなりに色々とやってきたと
自分を褒めたい気持ちもあり

もっといろいろできただろうという
後悔の寂しさもあり

笹飾りを見ながら複雑な思いでいました