風のささやき

悲しみよ時間の川に洗われて砂金となりて僕の手にあれ

たくさんの悲しい出来事が
僕の中を通り過ぎて行きました

その度に僕はただ耐えるしかない
時間を過ごしました

そんな悲しみも時が経つにつれ
自分の養分になっていたと気づくことがあります

できれば悲しみなど
味わいたくはないのですが
通り過ぎなければいけない悲しみならば
せめては自分にとっては貴重な体験として
残ってくれればなと思います