風のささやき

小春日の空を気ままに舞う鳩を追う術無くて地上に汚れる

着ていたジャケットが暑く感じられる
穏やかな午後でした

電車を待ちながら空を眺めていたら
数羽の鳩が空を気ままに飛んでいます

その自由な様がうらやましくて
その鳩の行く方を追いかけて行きたいと
強く思ったのですが

翼を持つものではない僕は
ただ鳩が消えて行くのを見守るばかり

また混んだ電車に乗り込んで
雑念に汚れに行くんだと
溜息をついていました