風のささやき

桜の香ほのかに漂う食卓に一人食む飯寂しさを噛む

桜の花を家でも楽しみたいものだと
花屋さんで
小ぶりの花をつけた
桜の枝を買ってきました

家に帰ると早速花瓶に差して
食卓に飾りました

色鮮やかな桜は
それだけで食卓を華やかにしてくれます
それにほのかにいい香りも漂い

けれどその日の夕食は一人
こうした楽しみは誰かと分け合わなければ
寂しいものだなと
桜を見ながら感じていました