風のささやき

星のみを唯一の友と寝る部屋の誇らしくもあり寂しくもあり

一人
物思いにふけりながら
暗い部屋に横たわっていました
全開にした窓からは
夜の闇に照らされて涼しくなった
風がふいて来ました

窓の外には明るい星だけが
静かに光り輝いています

僕の独白を分かってくれるのは星ばかり
それは誇らしいことのようでもある一方で
一人切りの寂しさもかみ締めていました