風のささやき

瞬いて星は迎える ちっぽけな僕も宇宙の一人であること

一人、物思いにふけりながら
暗い部屋に横たわっていました
全開にした窓からは
夜の闇に涼しくなった風が吹いてきます

窓の外には明るい星が輝き
ちっぽけな僕も
この広大な宇宙に暮らす
一員であることを肯うようです

一人いた部屋の寂しさも
少し和らいで感じられました

 #2004 夏に