風のささやき

寒くても家路は遠くありにけりただ歩まんと足に告げてる

霙まじりの雨が
街を冷たく濡らした日のことです

ギターの練習に行った帰り
家路へと急いだのですが
家までの道のりはまだ遠く
手袋もない手はかじかむばかり

きっと生きて行くことも同じ
遠い道のりでも
自分の足に力をこめて
歩きつづけることが大切なんだと

そんな飛躍しすぎたことを考えながら
寒さを我慢して道を歩き続けました