風のささやき

いつまでも僕を慕ってついてくる月にさよなら憚られてさ

雲もなく晴れた秋の夜空
満ちた月は明るく
星もそれに負けじと輝いています

家までの道を一人歩いたのですが
その間ずっと月は頭の上に見守るよう

僕のことを慕っているのかなと思えて
さよならを言うのも忍びなく
家のドアに手をかける前に
また夜空を見上げました