風のささやき

アケビ食む皮の苦さを良しと言う自分の言葉に経た年思う

田舎に帰った際にアケビをご馳走になりました
僕の田舎の方では
実の間に味噌を挟んで
炒めたものを食べたりします

昔はそんな苦いものを
とてもとてもおいしいとは思えずにいたのですが
今回はこの苦さがおいしいと
一人舌づつみを打っていました

苦味への舌の感覚は
一番最後に発達してくるものだそうです

アケビの皮をおいしいと感じる
自分の味覚に我ながら年をとったなと
苦笑いをしていました