風のささやき

目に見えぬ獣使いの鞭を受け飼いならされた今日の自分よ

いつから自分はいつから自分は
こんな風になってしまったんだろうと
思うときがあります

こうなれればなと
思い描いていたものとは
だいぶ異なる自分は 

目に見えない鞭を受けて
その痛みに手なずけられてしまったようだと
思ってしまいます

目に見えない獣使いの中でも
一番力を持っているのはきっと自分自身
その鞭も使い方次第では
自分を叱咤激励することもできるのでしょうが

ついつい自分にブレーキをかける方向に
使ってしまうのが僕の常のようで
情けなく思ってしまいます