風のささやき

時忘れ銀杏並木の芽立ちかな

近くの銀杏の並木の木々が
柔らかな芽をつけはじめました

銀杏の芽吹きは
小さな子供の手が大きくなっていくようで
その風に吹かれている様子を見ていると
まるで沢山の子供が手を振るようで
とても可愛らしく思わず足を止めてしまいます

まだまだ隙間だらけの
枝と枝の間からは
春の陽ざしが零れて来て暖かく

僕は上を見上げながら
所々で足を止めて
時間を忘れたように
芽吹きの季節の
銀杏並木を楽しんでいました

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