風のささやき

木陰から木陰へと行く夏衣

その日は朝から暑い一日でした

お昼時
食事をしようと外を歩いたのですが
雲のない空に居座った
まぶしい太陽が
肌を刺すような強い日差しを送り

準備のいい人はもう
日傘をさして歩いていました

すっかりと茂った木陰の下には
夏服を来た女性が歩き

少しでも強い日差しを避けようと
木陰から木陰へと移動しているようです

涼しげな白い服が
うっすら緑に色づく木陰には映え
一服の涼しさを思わせました