風のささやき

桜散りただ踏みつけて子供かな

桜を惜しむのは
時間の限りを知る
大人だけなのでしょう

子供にとっては
桜も遊び相手の一つ

一番下の子供は
桜の花の散った地面が気に行ったらしく
何度も踏みつけては遊んでいました

桜の花びらは小さな足に踏みつけられて
やがて地面と変わらない色になりました