風のささやき

赤ちゃんの指先で散る秋桜

まだまだ赤ちゃんと呼べる部類の
三番目の子供

上の二人と比べると
抱いていても軽いので
あまり苦になりません

その子供を抱いて
日光浴ということで
家の外に散歩に出かけました

最初は眩しそうな
しかめつらをしている子供ですが
目が慣れてくると
周りを興味深そうに眺めます

ちょうどピンクのコスモスが咲いていたので
触らさせようと思い
手を開き小さな指先で触れさせると
花びらがハラリと落ちて行きました

辛うじて残っていたのでしょうか
もうコスモスも
散る時分かと思うと
風が少し寒く感じられて
子供を抱いて家に戻ることにしました