風のささやき

すり寄るは小便臭き子古蒲団

ここのところは朝晩が寒いせいか
厚い布団が手放せなくなってきました

朝も布団から出るのが億劫で
ついつい起きる時間も遅くなり
ぎりぎりまで布団の中にいます

それは子供たちも同様のようで
いつまで布団の中でグズグズと目覚めず
布団を剥がれると
僕の布団の中に入ってきます

僕は僕で布団から出たくないので
その子供を抱えて
布団の中で丸くなります

最後は怒られて起きるのですが
それまでのちょっとの間

小便臭いおしめをの子供を抱え
ぬくぬくとしている時間が
とても幸せに感じられる冬の朝です