死守せんと団栗一つ足の裏
近くの道に幾つもの 団栗が転がっていました 昨日落ちたばかりなのでしょうか 表面がつややかに輝いています 可愛そうなので 踏まないようにと注意して 歩いたつもりだったのですが 思わず一つを踏んでしまいました すると僕の足の裏には はっきりとわかる堅い感触が 僕の足をどかそうと 押し返して来るようです きっとその殻の中には 春先から蓄えられた しっかりとした身が 詰まっているのでしょう いつの間にかすぎていた 時間の長さを思いました
近くの道に幾つもの 団栗が転がっていました 昨日落ちたばかりなのでしょうか 表面がつややかに輝いています 可愛そうなので 踏まないようにと注意して 歩いたつもりだったのですが 思わず一つを踏んでしまいました すると僕の足の裏には はっきりとわかる堅い感触が 僕の足をどかそうと 押し返して来るようです きっとその殻の中には 春先から蓄えられた しっかりとした身が 詰まっているのでしょう いつの間にかすぎていた 時間の長さを思いました