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− サントリーニ旅行記 −

ギリシャの美しいエーゲ海の風を 写真・水彩画・旅行記でお楽しみください。
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3.火山島のネア・カメニを散策と温泉のあるパレア・カメニ島のクルージング

9月30日(旅9日目)

 今日はムウサギ湾の火口の島ネア・カメニと温泉のあるパレア・カメニの2島をまわる、クルージングに行くことにした。少しお金を足すと、ティラシア島がプラスされる。私は写真で見た海の中にある温泉が見れればよかったので、安いツアーで満足だった。私たちはお金を支払うと、出発時間まで1時間位だったので、すぐにオールドポートに出発することにした。

 オールドポートは、私たちがミコノスからのフェリーで着いた港より、小さかった。ここには、クルーズ船や観光の小船が発着する。3〜4日以上のクルーズ船は必ず、サントリーニに立ち寄るが、クルーズ船のような大型船は接岸できないので、湾内に停泊し、乗客はランチ(小船)に乗り換えて島に上陸する。あまり風の強い日は上陸出来ないこともある。11月〜3月はオフシーズンに入るのでクルーズ船の運休、フェリーの便もグッと減ってしまう。ホテルもこの時期はクローズするところが多い。そんなこともあって、9〜10月の今頃がギリシャをまわるにはいい時期かもしれない。

 私は朝、行った道をCさんたちとオールドポートへ向かって歩いた。道沿いにはROOM TO LET、タベルナ、カフェ、教会、住宅などがある。途中から視界が突然開け、ジグザグとオールドポートまで階段が伸びていた。階段を降りていくと、ロバの糞がだんだん増えてくる。最初は糞をさけて歩くことができたが、 いつしか糞がじゅうたんのようにしきつめられていた。こうなると、乾燥しているもの以外に遭遇したときだけ避ける。という行動に私は移項していった。かわいそうだったのは、Cさんたちで、彼等は風通しのよさそうなサンダル(ペア・シューズ)を素足にはいていたので糞の直撃をもらっていた。

 約580段といわれる階段を降りきるとオールドポートに到着。カフェやおみやげ屋さんが並んでいた。私とCさんたちは出発時刻の10分前に船の前で待ち合わせをして、港をひやかしにいくことにした。チケット売り場を覗くと私と同じコースが2800Dr.(約1200円)私の買ったものより300円安かった。すぐ近くに10人程の年配の日本人が話していた。「せっかく来たんだから、クルージングいってみようか?」「うーん。」迷っている風だった。私はなぜか「ここまで来たんだから!」と背中を押したい衝動にかられ、近くの男の人に 「このチケット私がホテルで買ったものより安い!きっとマージン取られたんだなぁ。」と言うと、「あ〜、そう。」と男性はしばらく考えていた。そばを離れて様子を伺うと、チケットを買って、船に乗り込んだ。港にある船の中で一番小さいその船は、あふれんばかりの人を乗せて出発した。船はかなり揺れていた。ゲ〜酔いそう。

 私は部屋で着るタンパンを探していた。旅してわかったことがいくつかあるけれど、荷物を極限まで減らした私が後悔した一つが「タンパンを持って来なかったこと」だ。部屋の中でジーンズは息苦しいし、下着だけとゆうのも、部屋の外にあるシャワーの場合困る。シャワーカーテンのある宿はまず泊まらなかったので、ジーンズはびちゃびちゃになってしまった。ちょうど店があったのでのぞいてみた。カーキ色の布地にアテネ2004とロゴが入っていた。オリンピック開催地決定の記念に作ったらしい。何も知らない私は「本当に2004年にオリンピックあるの?」と疑ってしまったが、このタンパンを買った。4000Dr.(約1700円)。みやげ物屋では、いかにもといった感じのサントリーニの代表的なイアの夕日のはがきを2枚買った。

 約束の時間になったので、待ち合わせの場所で待ったがCさんたちの姿がない。後ろのカフェでお茶をのんでいたCさんたちは私に気づき、手を振った。私たちのクルージング船は、きれいでしゃれていたし。さっきの混んでいる船より少し大きかった。さらに乗客も少く、のんびりできた。私たちは乗船すると船内に入った。テーブルをはさんで向き合うように木のベンチ式の椅子が並んでいる。そのうちのひとつに私たちは座った。隣には偶然、同じ宿で朝、一緒に朝食をテラスでとった家族連れがいた。私たちは挨拶をかわした。

 彼等はオーストラリアからきていた。障害をもった中学生くらいの女の子と年配の夫婦は、この島に1ヶ月滞在するといった。私が日本人と知ると「オーストラリアには日本人がたくさんいるわ」と語った。私は時折、デッキに上がり景色にみとれ、シャッターをきった。風は強いが天気はまぁまぁだ。

 船が、温泉のあるパレア・カメニ島に着くと、船員は船の側面に、はしごをセッティングした。乗客はその間に、あらかじめ着ている水着になり島の海の中にある温泉まで泳いでいくことになる。私も温泉に入りたくなり、水着の用意をしなっかったことを、少し後悔した。はしごの用意ができてまず、先頭をきったのは白人のカップルだった。2人は海に入ると足元のヌルッとした藻に声をあげた。温泉までは300mくらい、途中の岩で休憩したあと、一緒に抱きあいながら立ちポーズをきめると、あらかじめ船上でカメラをかまえていた船員がシャッターをきった。まるで孤島にとり残された映画の主人公だ。いい想い出になるだろう。次のチャレンジャーは日本人のカップルだった。奥様は京都出身でとてもスタイルが良く、白い肌にオレンジ色の水着がよく似合っていた。ダンナ様は幸せものだ。2人は海に入るとやはり足元の藻に声をあげた。海の温泉は日本人にとってはかなりぬるく、時間も無いので5分程で引き返してきたそうだ。海水は冷たい所と温かいところがあって水のプールとお湯のプールを交互に泳ぐ感じらしい。

 私たちはこれから、ネア・カメニ島のハイキングをするべく、パレア・カメニ島を後にした。  ネア・カメニ島はまさに火山島そのものだった。植物はなく、あるのはごろごろした岩の山だった。昔、「この火山は爆発しんだ」と私たちに伝えるかのように、ぽっかりとへこんだおおきな穴。穴と穴のすき間にできた細い道を観光客の列がつづく。私たちは、約1時間ほどこの島を歩き船に戻った。

 オールド・ポートが近づくと、断崖絶壁にあるかわいらしい建物が見えて、少し心がなごんだ。日本にいるとき見たサントリーニ島の写真からは、とてもこんな厳しい自然の中に このかわいい風景があるとは考えもしなっかった。ここに住む人の大半はこれから訪れる厳しい冬の間、宿を閉め窓をしめきり、アテネで暮らす人が多い。そして春がきたらまたここに戻ってくる。 サントリーニ島の冬、風は激しく吹き荒れる。 

つづく→






火山島のネア・カメニと
温泉のあるパレア・カメニ島


■幻の古代キプロスワイン



約580段の階段はオールドポートへの道



オールドポート



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温泉のあるパレア・カメニ島



ネア・カメニ島のハイキング



断崖絶壁にあるかわいらしい建物



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 (2005年4月23日〜)

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