東京のクマ

奥多摩ツキノワグマ研究グループ

最終更新日:2009年10月29日


 「エッ,本当ですか?」,「信じられないな・・・」
 わかります,その気持ち.でも嘘ではありません.今でも,あの東京にクマが生活しています.それもみなさんが考えるよりずっと身近なところにです.クマと人間とのトラブルも起こっています.
 巨大都市の郊外に,クマが生活できるような自然が残っている例は,世界でも滅多にありません.東京のふところの広さと,自然の多様さを実感できるところです.
 このホームページが,皆さんの隣人である”東京のクマ”について考えるきっかけとなることを願います.

*トップページ写真:奥多摩周遊道路の月夜見駐車場から雲取山方向をのぞむ.大きな開水面は奥多摩湖(小河内ダム湖)


自動撮影されたツキノワグマ
1999年8月上旬に奥多摩町で自動撮影されたツキノワグマ
(小川羊氏撮影©)

最近の更新履歴

●10月29日の一言

クマとの遭遇を回避するためのティップが下記にありますので,ご参考に下さい。

◇クマに注意・思わぬ事故を避けよう
◇クマ類出没対応マニュアル

●10月7日の一言

 岐阜県乗鞍スカイラインでの,ツキノワグマによる人身事故のニュースをご覧になった方も多いかと思います。9人の方が被害に遭われ,重傷の方4名も含まれています。まずは被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げると同時に,一刻も早いご回復を祈念いたします。さて,現場は標高2,700mと高く,通常この地域のクマたちは,秋にはいると冬眠に備えた飽食のために,標高1,500m以下の落葉広葉樹林帯に下がることが報告されています。そのため,事故当時,現場にクマがいた理由について,あるいはレストハウスなどの残飯の可能性について考えました。しかし,その後の地元で研究をされている方による現地調査などで,現場にはハイマツやコケモモがあったことが確認でき,あるいはそうした食物に付いていた可能性もありました。射殺個体は,一旦埋められた後,掘り返されて岐阜大学の研究室によって現在剖検が行われています。クマが人を襲うきっかけとなったのは何だったのかを含めて,今後の調査結果が待たれるところです。
 いずれにせよ,これからの時期,クマと人との遭遇の機会は今しばらく続くことと思います。「まずクマに会わないようにすること」,この点を第一に心がけて,楽しい秋の山行きを楽しんで下さい。


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 ご感想などありましたら,こちらへどうぞ.なお細かい点についてのご質問の場合は,特にご不都合がなければ,お名前やご所属先なども併せてお知らせいただければ嬉しく思います.よろしくお願いいたします.
 本調査研究にあたり,次の各団体より研究助成金を受けました.


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1997年11月より

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