キャンプの知恵袋の目次に戻るホーム

焚火グリル
(焚火用移動かまど)

やっぱり焚火。なんといってもキャンプは焚火に尽きる。しかし、最近では直火禁止のキャンプ場ばかり。どこへいっても焚火したいすがPAPAとしては、なんとかしなけれ場いけない、ということで考えたのが,この焚火グリル(焚火用移動かまど)。直火禁止のキャンプ場でもこれならOK!(あのコールマンがプロデュースした「羽鳥湖レジーナの森キャンプ場」でも大丈夫だったぜい。焚火の後始末はが超簡単。キャンプ場では風向きがよく変わるのでその風向きにあわせて移動できる。雨が降ってきたらタープの中に入れればノープロブレム!!

焚火グリル(焚火用移動かまど)の作り方

1)材料:本体用一斗缶 2個
     ボルト&ナット8〜9セット
     把手用コの字金具 2個
     コの字金具を止めるナット 4個
     (ふたの部分は使いません)
※一斗缶は図のような丸い中ぶたがついたタイプがベスト。これがないタイプでも作れるが構造的に弱くなってしまう。ぜひDIYショップでさがしてほしい。

2)二つの本体用一斗缶は2図の点線のように、左右の端から5cmぐらいのところに切れ目を入れる。油性マーカーなどであたりをつけてから作業をはじめる。(この作業がいちばんたいへん&大切なので慎重に、そしてあせらずゆっくり)
切り始めのところに釘や錐などで穴をあけてから、金バサミをいれて切っていくと楽です。手を切らないように軍手をして作業しよう。

3)切れ目を入れた一斗缶は3図のように内側へ折り返す。まず、大きな面のブリキ板は、はじめ3cmほどに折り込んで、ぐるぐると内側に巻き込む。
2)の作業で缶の端から5cm残した部分は、1.5cm程度を内側にしっかり折り込んでおく。切りっぱなしだと危ないと同時に構造的に弱くなるので確実に折り返そう。ペンチで少し内側に折ってから、かなづちでたたきさらに曲げ、仕上げにペンチではさんで形を整える。左右対象になるようにふたつ作る。

4)二つの本体用一斗缶ができたらほとんどできあがり。折曲げた部分はもう一度よくチェックして引っかかりがないように注意しすること。
ボルト&ナットで止める部分にあらかじめ穴をあけておく。把手のつく位置にもコの字金具にあわせて穴をあける。
(どうしてもボルトが通しにくい場合は針金で縛る。いずれにしても一斗缶二つがジョイントできればよい。)

5)二つの一斗缶をボルトでしっかりしてジョイントして、最後に把手金具を取り付ければ出来上がり。
把手の取り付けは図のように缶の内側でふたつのナット同士をしめて、ナットを固定し、把手が出し入れできるようにしておく。こうしておけば、把手が引っ込むので収納のときにじゃまにならない。これでバッチリ完成。

ファイアグリルをのせる軽量ブロックが2個あれば完璧。(キャンプサイトに石ころがあれば代用できるが)焚火のあるキャンプをぜひ楽しんでくれたまえ。

火の後始末には十分に注意!!

キャンプの知恵袋の目次に戻るホーム