Schlaf(シェラフ

キャンプを楽しく過ごす秘けつのひとつは、快適に寝ること。
シェラフにもぐってぐっすりと眠れるのが最高の幸せ。もちろん睡眠をとることで疲れもスッキリ!
シーズンによって違いはあるが、キャンプ地の気候(使用温度域)に合った保温性やサイズを考えて選ぼう。その上で好みのデザインを選ぼう。

形状で2タイプ
シェラフは形状で大きく2種類にわけられる。一般的に、保温力を重視した
マミータイプ(マミーってミイラのこと=シルエットが人間型をしている)。快適性を重視した封筒タイプ(マミータイプにたいしてただ四角いってだけだが)の2タイプ。


マミータイプはどちらかといえばソロキャンプやウインターシーズンなど気候条件の厳しいハードなキャンプに向いている。袋状になっているので 温度のロスが少ない。
オートキャンプではゆったりとした封筒タイプが使い勝手が良い。ファスナーをはずして広げればブランケットやマット代わりにも使えるし、ファスナーで二つ連結、ラブラブで使うこともできる。

製品によっては連結できないものもあるので要チェック!(僕のところは、mamaが冷え症なので、いつも連結してふたりで寝ている。俺は湯たんぽではないのだ!が、それもまたよしか〜。)

(使用温度域)別に4タイプ
シーズン(使用温度域)別に4タイプある。厳冬期用のエクスペデション、オールシーズン、スリーシーズン、サマーシーズン。
使用温度域別に何枚もそろえられればそれに越したことはないが、そうもいかないだろう。
オートキャンプならスリーシーズン用でほぼ事は足りるだろう。封筒タイプなら夏場は開いてブランケットにすればいいし、晩秋なら毛布を一枚追加すればOKだ。
ただし、中綿で快適さがまるで違うから安物は避けたよい。
中綿の素材にはポリエステル棉やダクロン、クワトロサーモなどの化繊、ダウンなどがあるが、ぜひダウンの中綿をおすすめする。多少値段がはるが、冷え込む晩秋のキャンプでも快適な睡眠を約束してくれる。夏だけのひまわりキャンパーは別として、春秋のキャンプをメインにしたい人には絶対おすすめだ。

僕は以前は中綿がポリエステル棉のスリーシーズンタイプのシェラフを使っていたが、やっぱり早春&晩秋は寒い!せっかく最高のキャンプシーズンなのに寒さが気になって、しっかり睡眠をとることができない事が多かった。楽しいはずのキャンプも寝不足ではつらい。(年齢をとるとよけいに身にこたえる)
数年前に、インナーにグースダウンを使った3シーズン用のモンベル/ファミリーバッグに替えてから、本当に良く眠れる。目覚めはもちろん爽快そのもの!他の道具は我慢しても、はじめからダウンのシェラフを買っておけばよかったのであります。