RV(レジャービークル

ひとくちにRVといっても、昨今のオートキャンプブームもあり、いろいろなタイプの車が登場している。
オートキャンプというくらいだから、車ななければ話にならないが、荷物が積めて、目的地まで
走れればどんな車でもいいんじゃない?はっきりいって自分のこだわりだけです。でもキャンピングカーはいやだな。そんなに快適にしたってつまらない。やっぱりソフトハウスで眠るのが僕のスタイルだから。それに機動性もないしね。

僕の場合は、オートキャンプをはじめたころは、中古のアコードの4ドアセダンだった。子供が小さかったし、グッズ類も少なかったので、ルーフキャリアをつけることもなかった。ただオーバーヒートしやすい車だったので、子供の成長もあり、使いかってのよい車に買えた。(あまりにオジンくさい車だったので、チョットかっこいいのがほしかったということもあるけどね。)

二代目RVはホンダインテグラGLの5ドアだ。これもやはりルーフキャリアをつければ別に不便はなかったし、ハッチバックっだたので、使いかっては断然よかった。あしかけ4年乗ったが、春秋は近県へのキャンプ。夏は長距離ドライブ&キャンプ、冬はスキー&温泉、アウトドアライフが本格化してきた。それに、子供はほっといてもどんどん大きくなるし、荷物もどんどん増えていく。

ということで、三代目RVはあこがれのJEEP cherokee chiefにした。予算のこともあるし、買い換えるのにいろいろ悩んでいたが、きっかけはB-PALの「チェロキーに学べ」という記事だ。そのころの国産RVにくらべ、圧倒的なアドバンテージを誇っていた。コンパクトでスタイリィッシュなボディに4000cc-OHV直列6気筒。乾燥重量1.5t。パワーウエイトレシオが抜群だ。回転半径が小型車なみ、最低地上高もしっかりある。実車を見にいってますます気に入ってしまった。それにしても値段が高い。でも欲しい。お願い買って!

すったもんだの挙句、少なくとも10年間乗るということで、妻のOKをもらった。チェロキーでの初キャンプは1988年10月、長野県八千穂村の駒出池キャンプ場。いろいろ手も入れました。ラジエーターグリルをボディと同色にしたり、リアゲートに手づくりデカールを張ったり、キャンピング仕様の88ナンバーに変えたり(税金が無茶苦茶安くなった)。キャンプやスキーなどアウトドアライフを通して、子供たちの成長を一緒に見守ってきたチェロキー、以来同じチェロキーに乗り続けている。

といいたいところだが、忘れもしない1996年の5月、まさにキャンプへいこうと自宅を出た5分後、交差点の真ん中で、信号無視のマーク2につっこまれてあえなく廃車。相手のマーク2は大破、クレーンで運ばれていった。ドライバーはもちろん病院。僕のチェロキーは運転席側の左ドアに激突されたため、ドアも座席もくの字に曲がってしまったが、自宅まで自力で帰った。もちろんチェロキーのおかげで、怪我ひとつしなかった。8年間で約70000Km走った。(グッバイ!愛しのチェロキー)

100%相手の過失だが、年式が古いので賠償金はたったの100万円。(最初は70万円だったんだぜ)しかしチェロキーにこだわりたい。ディーラーにお願いして、出物がないか探してもらった。そうしたら不思議というか偶然というか、つい最近廃車にしたチェロキーがあるという。同じボディカラーで前の車より2年式ほど新しい、しかもグレードがワンランクアップ。求めよさらば…といった感じだった。
とにかくお金は100万円しかない。なんとかお願い!でもちゃんと修理もして、キャンプ仕様の88ナンバーでと、わがままいいつつ100万円+消費税でやってもらいました。(ありがとうタイガーオートの社長さん)実は112,000Kmも走っている車なのだが、いまも快調だ。こうなったら200,000Km目指してがんばるぞ。

130867Km'98.4.26現在

走れチェロキー20万Km!
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