Chair(チェア

居心地のよいフィールドを求めるのであればチェアは不可欠なアイテム。
ひじ掛けの付いたものや、リクライニングするものなど千差万別。安定性があり使い勝手の良いものが望ましい。購入の際は実際に座ってみて、自分と相性ぴったりのモノを見つけよう。
代表的なのをあげると3タイプある。

デレクターチェアタイプ
左右に開いて拡げる、いまオートキャンプで一番ポピュラーなタイプ。
格好は良い!見た目にこだわる僕も一時は欲しかったタイプ。が、後ろにひっくり返りやすい。これは背中にフレームが入っていないから。だから後ろに寄り掛かると、後ろ脚より背中がさらに後ろに位置することになる。また背もたれと座面が直角になるため座り心地が悪い。

ステッキタイプ
英国のガダパウトチェアに代表される。折り畳みが簡単で、ステッキ状になるので比較的コンパクトに収納できる。
それよりこのタイプは座り心地は抜群によい。動くのが嫌になるほどだ。動けなくなるともいえるのだが。お尻が十分過ぎるぐらいに落ちるので、立ち上がるのがけっこう大変。機動性?を求める人はやめたほうが…。

パイプフレームタイプ
前後に開くありふれたタイプだが、これがすがpapaのいちおし。前後に開くため後ろ脚がしっかり後方位置にあるため安定性がよい。人間一人の体重を支えるのだから、前後の構造のほうがいいに決まっているではないか。背もたれが斜めに傾くので座り心地がよい。パイプフレームで背中全体をホールド。折り畳みが簡単で、コンパクトに収納できる。
ただ、市販されているものは総じて安い。安いからステータスがない?だから敬遠される?のかな〜

でもコールマンだってヘッドレストの付いたデラックス型はこのタイプですよ。
僕はもちろんこのタイプ。14年前に安売りショップで買ったスチールフレームものだが、最近('99.4)に引退して、二代目のアルミフレームになった。スカイパーフェクTVの「焚火の達人」のロケがあったからだが、さすがに初代はぼろぼろでTVに写るのは恥ずかしかった。

後ろにひっくり返るのが好きだとか、座りっぱなしで何もしないぞとか、まっ、それぞれのスタイルにあわせてお選びくださいな。できればフレームはアルミほうが軽くていいよ。

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