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33.花歌は、うたう 34.駐在日記 35.ヘイ・ジュード−東京バンドワゴンNo.13− 36.春は始まりのうた−マイ・ディア・ポリスマンNo.2− 37.アンド・アイ・ラブ・ハー−東京バンドワゴンNo.14− 38.あの日に帰りたい−駐在日記No.2− 39.夏服を着た恋人たち−マイ・ディア・ポリスマンNo.3− |
【作家歴】、東京バンドワゴン、東京公園、シー・ラブズ・ユー、スタンド・バイ・ミー、マイ・ブルー・ヘブン、リライブ、オール・マイ・ラビング、ピースメーカー、オブ・ラ・ディ・オブ・ラ・ダ、東京ピーターパン |
花咲小路四丁目の聖人、荻窪シェアハウス小助川、レディ・マドンナ、キシャツー、つむじダブル、スタンダップダブル!、蜂蜜秘密、フロム・ミー・トゥ・ユー、札幌アンダーソング、スタンダップダブル!甲子園ステージ |
オール・ユー・ニード・イズ・ラブ、すべての神様の十月、札幌アンダーソング間奏曲、ヒア・カムズ・ザ・サン、怪獣の夏はるかな星へ、ロング・ロング・ホリディ、アシタノユキカタ、札幌アンダーソング−ラスト・ソング、ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード、ラブ・ミー・テンダー |
<銀の鰊亭>の御挨拶、三兄弟の僕らは、イエロー・サブマリン、国道食堂 2nd.season、グッバイ・イエロー・ブリック・ロード、君と歩いた青春、明日は結婚式、隠れの子、すべての神様の十月(二)、ハロー・グッドバイ |
ペニー・レイン、からさんの家−まひろの章−、からさんの家−伽羅の章−、マンションフォンティーヌ、すべての神様の十月(三)、キャント・バイ・ミー・ラブ、バイト・クラブ |
31. | |
「東京カウガール Tokyo Cowgirl」 ★☆ |
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2020年08月
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カメラマン志望の大学生=木下英志は、夜、人っ気のない公園で不気味な物音が連続して起きるのを耳にします。 物音の方に向かった英志がその公園で目にしたものは、信じ難い光景だった。 それは、若い女性がたった一人で、屈強な男たちの膝関節や顎を砕き、徹底的に叩きのめしている姿。 一体何故? そして彼女の正体は何物? 繁叔父が経営している小さな喫茶店に寄り、そこで撮ったビデオを確認した英志は、あの女性が見かけたことのある女性に似ていることに気づきます。そして・・・・。 ハード・サスペンスか?と思いきや、次第にストーリィは、一目惚れした女性のことをもっと知りたいという若者の、一途な青春&純愛もの+サスペンスという風へ。 余りに都合よく運び過ぎ、これって??と思う部分も多々ありますが、ストーリィ運びのテンポ良さ、登場人物ひとりひとりのキャラクターが際立っていて、面白いことは十分に面白い。 奥行き深いキャラである叔父=滋、常連客のフクさん、町工場主の岡島さん、どの人物も好い味を出していて、好きだなぁ。 |
32. | |
「マイ・ディア・ポリスマン My Dear Policeman」 ★★ |
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2020年06月
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シリーズ第2弾の「春は始まりのうた」を、そうと気付かずまま先に読んでしまい、次いで第3弾「夏服を着た恋人たち」を読んでしまったという次第。 登場人物たちが顔を揃える第1弾を未読のことが気になっていたのですが、図書館予約本の入庫が遅れている機会に、やっと読むことができました。 いわば、本シリーズの主要登場人物たちが順次顔を出し、それぞれの人物像を紹介でもするかのように描き出し、さらに彼らがどう繋がるかの過程を描く、という風です。 数幕から構成される舞台の、第一幕、といった処でしょうか。 既に主要登場人物たちのことは知っている訳ですが、こうして登場し、こうして繋がり合ったのか、と今にして知るのも十分楽しい。 とくに、イケメン童顔のお巡りさん=宇田巡、シャープな顔つきの副住職=大村行成という幼なじみの共に25歳が、親友同士である美少女の女子高生2人=楢島あおいと鈴元杏菜と如何にして恋人関係になったのか(ちょっと許せない感じ)、という点はやはり興味処です。 シリーズを彩る様々に個性あふれる登場人物たちが勢揃いし、これからのシリーズ展開を大いに楽しみにさせる、そんな巻になっています。 |
33. | |
「花歌は、うたう」 ★★ |
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主人公の宮谷花歌(はなか)は17歳の高校生、帰宅部。 家族は、闊達な祖母=岩崎うた67歳と、真面目な公務員の母=花子42歳という、女三代での暮らし。 人気ミュージシャン<ハルオ>であった父親の宮谷春男は、9年前、ツアー直前に失踪したまま行方知れず。 自分では何の自覚もないみたいだけど、花歌の歌の才能は目を見張るものがある、というのが幼馴染にして親友である「むっちゃん」こと佐々岡睦美がずっと抱えてきた思い。 そしてついに、睦美の勧めをきっかけとして、花歌が歌づくりに足を踏み出そうとします。 その協力者となるのが、睦美。そしてもう一人、映像づくりに才能を見せる、やはり幼馴染の仲間である今藤凌一。 高校生3人がスクラムを組んで、新たな世界に舟を漕ぎ出すストーリィは、ワクワクするような楽しさに満ちています。 そしてその波は、花歌と<ハルオ>の双方を知る仲間たちによって、<ハルオ>の元へと運ばれていく。 本作ストーリィは、登場人物一人一人があたかもバトンをリレーしていくような感じで、かわるがわる一人称で繋いでいくという構成。 それもあって、花歌と睦美の2人から始まって人と人を繋ぐ輪がどんどん広がっていく、という様子を実感させられます。 家族的な人の繋がりが広がっていく、という処は、“東京バンドワゴン”シリーズによく似ています。 登場する人物が皆、好意的な人物ばかりというのは出来過ぎとは思いますが、手から手へと人が繋がっていく展開は、とても楽しい、そしてとても嬉しい。 小路さんらしい、軽快で、心が晴れ晴れとするストーリィです。 |
34. | |
「駐在日記 A Pliceman's Diary」 ★☆ |
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2020年02月
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小路幸也作品というと、軽く気持ち良く楽しめる作品が多いのですが、中でも本作は作品自体がとても軽やか。 冒頭、元刑事だった簑島周平30歳と、元外科医だった花32歳の新婚夫婦が雉子宮駐在所に赴任してきたところからストーリィは始まります。 ある事情から右手に重傷を負い指が不自由になって外科医を辞めた花を癒すため、周平が駐在所勤務を志望したという経緯。 そうした出だしは、南木佳士「阿弥陀堂だより」冒頭の雰囲気を彷彿させます。 駐在所勤務である周平は毎日<日報>を記することになっていますが、中には記載できないような出来事もある。そんな事々も花が記す日記には書き留められる、そんなことから「駐在日記」という次第。 都会での事件解決と異なり、この雉子宮では、村や住民たちの平穏な生活を守ることこそ一番大事なこと。 それと相関するように、周平&花の夫婦と雉子宮の住人たちとの交流が親密で温かく、包み込まれるような気持ち好さが感じられます。そんな軽やかさ、穏やかさが本作品の楽しさです。 ・「日曜日の電話は、逃亡者」: 村にやってきた若い男女2人は強盗犯か? ・「水曜日の嵐は、窃盗犯」: 村の寺から秘仏が盗み出された? ・「金曜日の蛇は、愚か者」: 子供たちも通る山道に、何故蛇が多く出始めたのか? ・「日曜日の釣りは、身元不明」: 発見された中年男性の死体は身元不明・・・事件なのか? プロローグ/日曜日の電話は、逃亡者/水曜日の嵐は、窃盗犯/金曜日の蛇は、愚か者/日曜日の釣りは、身元不明/エピローグ |
35. | |
「ヘイ・ジュード−東京バンドワゴン−」 ★★ |
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2020年04月
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“東京バンドワゴン”シリーズ第13弾。 いつもながらに楽しいなぁ。読む前からワクワクします。 花陽はもう高校3年生になり前半は大学医学部を目指す受験生。本人は落ち着いているのに、周囲の皆が本人以上に緊張している風です。 研人はまだ高校1〜2年生ながら、既に一面ではプロのミュージシャン。ぐっと頼もしくなってきた観があります。 一家のアイドルであるかんなと鈴花は幼稚園の年長組さんに。 堀田一家の子供たち皆がいつのまにか大きくなったなぁ、と感じさせられます。 そうなれば堀田家の有り様も色々変化があって当然のこと。 とは言っても、本作での変化はちょっと驚きでしたが、それもまた楽しくもあり。 それでも、流石に研人の突然の宣言には吃驚したなぁ。いずれ近いうちにそんなこともとは思っていましたが。 ・「冬−人と出会わばあかよろし」:藤島直也の父親で日本を代表する書家であった藤島三吉氏が死去。その後難事に頭を抱えている藤島を、我南人、勘一が激励します。 ・「春−新しき風大いにおこる」:花陽の大学受験合否の発表日が近づきます。堀田家だけでなく親しい人たちまでも皆でそわそわ。そしてその後、堀田家において一大引っ越し! でも、なんでこんなに大勢手伝いに集まってくるのやら。(笑) ・「夏−若さ故の二人の夏に」:店で大量に引き取った古い雑誌の中から驚くべき写真が発見されます。そして、そのミステリの真相が明らかになって皆がほっとする暇も与えず、研人が勘一さえ仰天するようなことをいきなり宣言! ・「秋−ヘイ・ジュード」:癌により余命が限られた我南人のバンド仲間であるボンさん、その息子の麟太郎と堀田家との関わりを描いた篇。これもまた新たな道に向かう出発点でしょう。 それにしても、新たに登場してくる人物も、皆が皆善良で、才能豊かな人ばかり。羨ましい、出来過ぎ、と思うばかりの展開ですが、それが本シリーズの楽しさですから。 本巻では、我南人が一人で良いところ取りしてますよねェ。 冬−人と出会わばあかよろし/春−新しき風大いにおこる/夏−若さ故の二人の夏に/秋−ヘイ・ジュード |
36. | |
「春は始まりのうた−マイ・ディア・ポリスマン−」 ★☆ |
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読んでいなかったので読み始めるまで気づきませんでしたが、本作は「マイ・ディア・ポリスマン」の続編。 主人公の一人は<東楽観寺前交番>に勤務する宇田巡(めぐる)巡査。優秀な刑事だったのに、何故か交番勤務に左遷せれたという謎を抱えています。 もう一方は、巡の恋人で美少女マンガ家にして天才的な平場師の才能をもつ楢島あおい。知り合った時は高校生でしたが、本作冒頭で高校卒業を迎え、マンガ家デビューが決定していると共に、これで晴れて巡とデートできると、嬉しい気持ちを抱えているところ。 その2人を囲む登場人物が多彩。 巡の幼馴染で今は東楽観寺の副住職である大村行成は、こちらもあおいと親友である杏菜とやはり恋人関係。 さらにあおいが祖母同然にした天野さくらは、これまた伝説的な平場師で、今なお有力国会議員にまで人脈を持つ人物。 冒頭、巡らとやはり同級生だった市川公太が幽霊に出会い、大切なものを奪われたと交番にやってきます。 一方、巡を見張る怪しい男。その正体が〇〇だったとは・・・。 日常の謎+巡自身に絡む謎を解き明かすというミステリ仕立て。 ただ、巡やあおいに好意を持つ人物が大勢、あれやこれやと登場してきますので、賑やかで楽しい。 あたかも“東京バンドワゴン”シリーズの交番版、といった様相です。 前巻を読んでいなくてもそれなりに楽しめますが、巡や行成が現役女子高校生と恋人関係になるまでの経緯は読んでみたいところです。 それに本作、シリーズ化しそうですし。 |
37. | |
「アンド・アイ・ラブ・ハー−東京バンドワゴン−」 ★★ |
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2021年04月
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“東京バンドワゴン”シリーズ第14弾。 第1巻刊行から13年、ストーリィ中の時間経過は7年。 ともなれば、登場人物各人の身の上にいろいろな変化が生じるのも当然のこと。 花陽、研人がいよいよ巣立っていこうとする前夜と感じさせられる巻、去っていく人もいれば、新たに加わってくる人もいる、という展開です。 それでも、堀田家の皆と時間を共有することは大いなる喜び。 それはIT企業社長である藤島をはじめ、堀田家近くにいる人たち共通の思いでしょう。 ・「秋−ペンもカメラも相見互い」:すずみの友人である長谷部美登里が再登場。 また、研人の中学後輩である水上の後をつける中年男。堀田家の皆がその解決に力を合わせます。 ・「冬−孫にも一緒の花道か」:藤島ハウスの様子を窺う不審な人たち。その目的は何か。 すると古書店先に突然、著名映画監督が勘一を訪ねてきます。 ・「春−桜咲かすかその道の」:大学には進学せず、本格的にミュージシャン活動をすると決めている研人にも、一抹の悩みが。 また、因縁ある<山端文庫>醍醐教授が堀田家に来訪。 ・「夏−アンド・アイ・ラブ・ハー」:すずみの体調不良を皆が心配しています。 一方、大山かずみが老人ホーム入所を決めて来たと突如に宣言。 ※今回、刊行に気づかず図書館へ予約遅れ。かなり順番待ちになっていたため、購入して読みました。まぁ、たまには良いですけど・・・と悔し紛れに。 秋−ペンもカメラも相見互い/冬−孫にも一緒の花道か/春−桜咲かすかその道の/夏−アンド・アイ・ラブ・ハー |
38. | |
「あの日に帰りたい−駐在日記− A Pliceman's Diary」 ★☆ |
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2021年05月
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神奈川県警松宮警察署雉子宮駐在所に勤務する、若い警官=蓑島周平と、その妻である元外科医=花という夫婦コンビを主人公にした「駐在日記」の第2弾。 駐在所とはいえ、一応は警察もの作品。でも、事件を事件とせずに解決する、というのが一般的な警察ものとは異なる、本作品の妙味です。 ・「冬−日曜日の雪は、落とし物」: 子どもたちが作った雪だるま、一体が行方不明? ・「春−木曜日の滝は、逃亡者」: 指名手配中の政治犯が権現滝に投身自殺・・・本当か? ・「夏−土曜日の涙は、霊能者」: 神主と仲の悪かった61歳の姉が帰郷。その意図は・・・? ・「秋−火曜日の愛は、銃弾」: 農業を営む兄弟の兄が、猟銃を持ちだして暴れるという騒ぎ。 3人とも幼馴染という兄弟と兄の妻の間に何があったのか? 田舎だから口うるさく言う人が多い。したがってそれに向けての用心、注意も必要ですけれど、その一方で気持ち良く付き合える人たちも多くいます。 そうした雉子宮地域は、ある意味ひとつの大きな家族と言えそうです。 ファミリーという居心地の良さが本作の魅力です。 シリーズ化、間違いなし。 ※秋の篇、雉子宮神社の跡取り娘で、周平・花夫婦と親しい早稲に、幸せな出来事あり。 プロローグ 9ヶ月前/冬−日曜日の雪は、落とし物/春−木曜日の滝は、逃亡者/夏−土曜日の涙は、霊能者/秋−火曜日の愛は、銃弾/エピローグ |
39. | |
「夏服を着た恋人たち−マイ・ディア・ポリスマンNo.3− 」 ★☆ |
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2021年08月
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“マイ・ディア・ポリスマン<東楽観寺前交番>”シリーズ第3弾。 宇田巡巡査の恋人である楢島あおいは既に高校を卒業し、プロの漫画家という状況。 東楽観寺前交番に、地元の高層マンション最上階が暴力団の事務所になっているのではないか、という通報。その部屋に現在住んでいるのは、北村紗英というイラストレーター。しかし、そこには訳あり事情あり。 一方、あおいが街中でふと目にしたのは、フリコミ詐欺の現金受け渡し現場? あおい、何らかの手掛かりにならないかと、その若い男からメモを掏り取りますが、そこに書かれているのは謎の番号。 あおいの父親である楢島明彦、大学時代の親友で、東日本大震災で妻子を失って以来行方不明になっている脇田広巳を見かけ、呆然。何故、この街に? ケイ、日本に出稼ぎにきているフィリピン人の女の子と知り合ったのだが、一間のアパートに6人で住まわせられたり、契約と話が違うと問題を抱えているらしい。 上記の出来事に繋がりはあるのか、背後にいるのは暴力団か? 巡とあおい、その周辺にいる仲間たちが協力して、あたかも犯罪摘発チームといった様相、事件に立ち向かう巻。 何より楽しいのは、仲間たち各人が裏技を発揮して活躍するところ。ただし、宇田巡は現役警察官という立場上からか、イマイチ活躍の中心とはなれなかったところがちょっと残念。まぁ、クビになるようなことはさせられませんし。 それなりに楽しめる、仲間たちによるミステリ解決ストーリィ。 |
40. | |
「国道食堂 1st season」 ★★☆ |
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小路幸也さんの作品は私好みのものが多いのですが、読もうかどうしようかと迷いつつ読んだ本書、蓋を開けたら、これはもう抜群に面白かった! 各章の題、登場人物の名前(年齢・職業)が付けられているように、国道 517号線の沿線、人里からちょっと離れたところにある食堂を舞台にした、連作形式による群像劇。 とにかくこの食堂がユニーク。元プロレスラー<マッド・クッカー>だった本橋十一が、両親が始めたこの食堂を母親の死去を契機に継承。 どのメニューも美味しいという以外に、店の中にリング設置。時にプロレスをやったり、ライブに貸し出しもする。そして2階はというと、24時間天然温泉が楽しめる簡易宿泊所。 そんな国道食堂に集まって来る人物たち各自の人生ドラマも、たっぷり楽しめます。 ただし、各人ドラマの背後に、本書で特に主役と言うべき2人の長篇ストーリィが浮かび上がります。 一人は冒頭篇の主人公である二方将一。父親が急逝したため大学進学を諦め、恋人と別れ、演劇の道も諦めたという経緯有り。その将一に、新たな道は開けるのか。 もう一人は、国道食堂の店主である本橋十一。30年前に起きた事件。その犯人のことを今も十一は忘れてはいない・・・。 各章の中で、2人の長編ストーリィが少しずつ歩み始めるのですから。 題名からして当然シリーズ物でしょう、次巻が楽しみです。 二方将一(33歳)/本橋十一(57歳−<国道食堂>店主(元プロレスラー)−)/二階堂浩(42歳)/高菜祐希(32歳)/二方将二(28歳)/山田久一(59歳)/篠塚洋人(38歳)/友田金一(75歳)/地崎裕(22歳)/久田充朗(57歳)/野中空(18歳)/見村豪(55歳)/橋本卓也(31歳)/蓑原顕司(67歳)/本橋十一 |
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