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3.鳥頭対談(西原理恵子共著) 4.ヤマダ一家の辛抱 7.ヒヨコの猫またぎ 8.かもめ食堂 9.れんげ荘 10.ぎっちょんちょん |
●「午前零時の玄米パン」● ★★ |
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2003年04月 1998/11/28 |
今更ではありますが、群さんの処女本です。図書館の新規購入本リストに載っていたのが、読むきっかけとなりました。 ※目が細くて丸顔そして体型太め、という群さんの嘆きを笑いながら読んでいたら、すぐ足元にまるで群さんそっくり以上のわが娘が座っていることに気付き、思わず愕然! .... |
●「別人『群ようこ』ができるまで」● ★★★ |
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1985年12月 1988年12月
1991/07/06 |
“群ようこ”誕生までの秘密をすべて明かしてくれる本。群さんの本の中でも面白さ、極め付けの一冊です。 |
●「鳥頭対談」●(西原理恵子・共著) ★★ |
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2001年11月
2002/01/27 |
朝日新聞社からの刊行時、とても興味を惹かれましたが、結局買うのを見送った本。
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西原理恵子(さいばら・りえこ) 1964年高知県生。武蔵野美術大学在学中に「ちくろ幼稚園」にて漫画家デビュー。「ぼくんち」にて第43回文春漫画賞受賞。 |
●「ヤマダ一家の辛抱」● ★ |
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2001年04月 1998/12/16 |
もうちょっと期待していたのだけれどなあ、というのが本音の感想です。 |
●「都立桃耳高校−神様お願い!篇−」● ★☆ |
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2000/02/17 |
時は、三島由紀夫が自殺し、大根脚も蕪脚もミニスカートをはいたという1970年。「桃耳にはいって彼氏ができない女の子は、女をやめたほうがいい」と言われる“恋愛の桃耳”高校に入学した、タケヤマシゲミの高校一年生時代を描く青春小説です。群さんの自伝的作品と言えます。 |
●「都立桃耳高校−放課後ハードロック!篇−」● ★☆ |
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2001/01/21 |
「神様お願い!篇」の続編、かつ完結篇。 タケヤマシゲミの高校2年、3年、そして日大芸術学部に滑り込み合格し、高校を卒業するまでを描いた青春小説。 ただ、“青春小説”というには、余りにぐだぐだし、“桃色遊戯”ばかり活気あるような気がしますが。 前作と異なり、「本人“群ようこ”のできるまで」という興味はあまりなし。代わって、私自身の都立高時代と対比つつ、当時を振り返る楽しさがありました。(群さんとは同学年の筈) 制服という制約がなく、服装が次第に自由になったのは同じ。でも、ハードロックよりフォークの方が人気でしたし、修学旅行は三陸・奥入瀬と、桃耳高校より良い処へ行きました。勉強も、もう少ししたと思います。 でも、でも、“恋愛の桃耳”の如く、たくさんのカップル誕生などなかったし、桃色遊戯など、とてもとても。もっと初心だったように思います。私だけでなく、他の皆も...多分。 私のクラスは美人系女子が多いので評判でしたけれど、彼女たち、あまり掃除はしませんでしたね。いい加減汚くなると、男子生徒がやっていた。そして、本書に登場するひもパンツのこととなると、うーん、判らない。 ともかく、今に至ると、高校時代を振り返るのは楽しいものがあります。 ※群さんの大学時代...も読みたいですね。 |
●「ヒヨコの猫またぎ」● ★☆ |
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2002/01/20 |
一時期、群さんの本を随分読んでいた為、その反動でここ暫く縁遠くなっていました。久しぶりに読んだ群さんのエッセイは、やはり楽しい。 |
●「かもめ食堂 ruokala lokki」● ★★ |
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2008年08月
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群さんが映画のために書き下ろした原作とのこと。 その所為か、映画を先に観てしまった所為か、やはり本書は映画のための原作であって、映画の方がずっと面白かった、という気がします。 この原作に関しては、映画で判らなかった、サチエが何故ヘルシンキでかもめ食堂を始めることになったのか、その資金はどうやって工面したのか、ということが説明されること。 いずれにせよ、映画と原作、その両方を楽しめたのは嬉しいこと。 |
※映画化 → 「かもめ食堂」
●「れんげ荘」● ★★ |
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2009/08/01
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有名広告代理店に勤めていたキョウコ。 でもいくら望んだからといって、することが何もない生活というのは、長年仕事に追いまくられてきた人間にとっては中々落ち着かないもの。 考えてみれば、環境など割り切ればいいだけなのかも。 |
10. | |
●「ぎっちょんちょん」● ★☆ |
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2013年05月 |
久しぶりに読んだ、と思う群ようこさんの作品。 エリコ、ウェディングプランナーとしてすぐデキちゃった婚。最初こそ良い夫だったものの、次第に家にいる時間が少なくなり、どうも数多くの女の子たちと遊び暮らしているらしい。 特にこれといったドラマがあるストーリィではありませんが、バツイチ・子持ちと人生これで終わりという気分になりかけていた主人公が、自分の関心ごとに夢中になって新たな可能性を見出していくという展開は、気持ち良い。 |