町田 康
(こう)作品のページ


1962年大阪府生。96年初小説「くっすん大黒」を発表、翌年ドゥマゴ文学賞・野間文芸新人賞を受賞。2000年「きれぎれ」にて芥川賞、01年「土間の四十八滝」にて萩原朔太郎賞、02年「権現の踊り子」にて川端康成文学賞、05年「告白」にて谷崎潤一郎賞、08年「宿屋めぐり」にて野間文芸賞を受賞。

  


       

「湖畔の愛 ★☆


湖畔の愛

2018年03月
新潮社刊

(1500円+税)



2018/05/09



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龍神が棲むという噂の湖、その湖畔に建つ古いホテルを舞台にした笑劇?

主人公と言うべきなのは、そのホテルの支配人=
新町高生。そしてもう一人、アシスタント的に登場している、若い女性従業員の圧岡いづみ
「湖畔」は、訳の分からない言葉をしゃべり出す宿泊客に新町が困惑するところから始まります。しかし、雑用係の老人=スカ爺は、何故かその言葉が理解できるらしい・・・。
「雨女」とは、嬉しくて興奮すればする程、天候が悪化し、落ち込むと良い天気になるという、美女なのに徹底した雨女という船越恵子、35歳のこと。その恵子との恋を何とか実らせたいとやってきた客が吉良鶴人、41歳。ホテル周囲の天候が悪化する一方の中、吉良がとった行動は・・・。
「湖畔の愛」では、ホテルが売却され経営者が変わり、新町は降格されてただの従業員。そこに立脚大学演劇研究会の学生たちが大勢泊りに来て、というところから始まるストーリィ。
超絶美女の
気島淺を巡り、演劇の才ある男たちがバトル?

出版社の紹介文には、「響きわたる話芸に笑い死に寸前!」とあったのですが、どうもねぇ・・・・。
町田作品に慣れていない所為なのか、私と笑いの感覚が合わなかったのか、大笑いするということはなし。

※小林信彦「
唐獅子株式会社」でのパロディ、森見登美彦さんの妄想ぶりには大笑い、興奮したのですけれど。

湖畔/雨女/湖畔の愛

   


  

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