五十嵐貴久作品のページ No.3



21.ウェディングプランナー


【作家歴】、交渉人、1985年の奇跡、TVJ、2005年のロケットボーイズ、パパとムスメの7日間、交渉人遠野麻衣子・最後の事件、年下の男の子、パパママムスメの10日間、ウエディング・ベル、サウンド・オブ・サイレンス

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ぼくたちのアリウープ、編集ガール!、こちら弁天通りラッキーロード商店街、キャリア警部・道定聡の苦悩、可愛いベイビー、学園天国、SCS、あの子が結婚するなんて、セブンズ!、スタンドアップ!

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21.

「ウェディングプランナー Wedding Planner ★☆




2018年10月
祥伝社刊

(1600円+税)



2018/11/08



amazon.co.jp

主人公は草野こより、31歳。職業はウェディングプランナー。
仕事経験は十分で、段取りのそつなさから“ダンドリ十段”の異名をとるベテラン社員。
本作は、そんな草野こよりが担当するウェディングの直前になって生じる様々なトラブルに奮闘するお仕事小説であると同時に、こより自身の結婚準備にあれこれ悩むという、結婚式とは何ぞやと考えさせられる連作風ストーリィになっています。

自分自身もかつて経験したことですが、結婚式とは大変なもの。そしてそれ以上に、その相談に与り、遺漏なきよう手配するプランナーの仕事は大変だなぁとつくづく感じさせられる次第です。
でも、そこまで大事なものなのだろうか、そんな苦労してまで挙げなくてはならないものだろうか、とも考えさせられます。

一番の問題はお金がかかることでしょう。
反対というつもりはありませんので、その費用を十分負担でき、結婚式・披露宴を是非やりたいということであれば勿論すれば良い。でも無理してまでやらなくてはいけないものでもないと思います。
幸せな結婚式を挙げられればそれに越したことはありませんし、一方、結婚式を挙げたから幸せになれるというものでもありませんから。

さて肝心のストーリィ、お仕事小説部分はそれなりに。
一方、美容師の恋人=
遠藤幸雄との結婚を目前にするこよりの前に、かつてお互いに結婚を意識した間柄であったものの相手のフランス修業のため別れた元恋人の徳井孝司が、契約先のフレンチレストラン名店のスーシェフとなって再登場します。
いったいどうなることやら、その部分はサスペンスさながら。
そして最後は、五十嵐さんらしい仕掛けに驚かされます。
それなりに楽しめる、軽快な<結婚式>ストーリィ。


新郎新婦入場/開宴の辞/主賓挨拶/ウェディングケーキ入刀/祝辞/お色直し/余興/親への手紙/閉宴の辞

           

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