古内一絵作品のページ No.3



21.東京ハイダウェイ 

【作家歴】、快晴フライング、十六夜荘ノート、風の向こうへ駆け抜けろ、痛みの道標、マカン・マラン、花舞う里、フラダン、女王さまの夜食カフェ、蒼のファンファーレ、きまぐれな夜食カフェ

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キネマトグラフィカ、さよならの夜食カフェ、アネモネの姉妹 リコリスの兄弟、鐘を鳴らす子供たち、お誕生会クロニクル、最高のアフタヌーンティーの作り方、星影さやかに、二十一時の渋谷で、百年の子

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21.
「東京ハイダウェイ Tokyo Hideaway ★★




2024年05月
集英社

(1800円+税)



2024/06/14



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“Hideaway”とは隠れ家のこと。
仕事先や家庭、学校等々で鬱積を抱える各篇の主人公たち、彼らが救いを見出したのは、街中で見つけた隠れ家。

なお、隠れ家といっても、何も建物であるとは限りません。
そこに居れば、ホッと息をつくことができる、本来の自分でいられる、そんな場所、時間、空間・・・。
誰にでもそんな隠れ家は必要だと思います。私の場合は、ずっと読書。仕事やあれこれでストレスを抱えたときでも、読書ができるのなら自分はまだ大丈夫、と乗り越えてきましたから。

「星空のキャッチボール」:電子商取引<パラダイスゲートウェイ>の運営部署で働く矢作桐人、ボスキャラの同期=寺嶋直也と対立。憤懣やるかたない桐人がふと見かけたのは、地味な同僚女子=神林璃子の軽やかな足取り。ついその後を追ってみつけたものは・・・。
「森の箱舟」:桐人の上司である米川恵理子(46歳)。管理職とはいえ決定権はなく苦労ばかり、おまけに帰宅すれば小学生の息子のわがままに振り回される。翌朝、つい電車を降りられず、終着駅まで。
 
「タイギシン」:高校生の大森圭太、中学の先輩から執拗にいたぶりを受けている。ある日、大好きなゲームキャラそっくりの女性を見かけ、後を追った圭太が辿り着いた先は・・・。
「眺めのよい部屋」植田久乃、恵理子と大学からの友人。恋愛や結婚に興味がなく独身、今はチェーンカフェ店の店長。自分には何もないと思っている久乃にとって憩いの場所は・・・。
 
「ジェリーフィッシュは抗わない」:映像プロデューサーの瀬名光彦、<パラダイスゲートウェイ>に転職、久乃の店の常連。
気づけばいつも人に流されてばかり。でもそれで良いのか?
「惑いの星」神林璃子。自己評価が低く、いつも目立たないように過ごしてきた。しかし、・・・。

星空のキャッチボール/森の箱舟/タイギシン/眺めのよい部屋/ジェリーフィッシュは抗わない/惑いの星

     

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