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4.夏の終わりに 5.懐かしいラヴ・ストーリーズ(中村妙子編訳アンソロジー) |
●「ロザムンドおばさんの贈り物」● ★★☆ |
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1985,91年発表 2000/10/04 |
陽だまりで感じる気持ちの良さ、楽しさに喩えられるような、快い短篇集です。 あなたに似たひと/忘れられない夜/午後のお茶/白い翼/日曜の朝/長かった一日/週末 |
●「ロザムンドおばさんのお茶の時間」● ★★ |
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1985,91年発表
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ピルチャー短篇集の2冊目。快い読後感があるのは、1冊目と変わりありません。ただし、原本となっている短篇集は1冊目の「贈り物」と同じですから、比較すると1冊目収録の7篇の方が、本書収録の6篇よりまさっているように感じます。もっとも、2冊目ということで、私の目が欲深くなっていた為かもしれませんが。 雨あがりの花/湖に風を呼んだら/気がかりな不在/丘の上へ/父のいない午後/再会 |
●「ロザムンドおばさんの花束」● ★ |
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1985,91年発表 2001/04/30 |
“ロザムンドおばさん”の短篇集も、3冊目となると、安心して読むことが出来ます。それと、自分の心に安らぎを与えたいなぁと思う時、手にとるのに丁度良い本だ、ということが判っています。 人形の家/初めての赤いドレス/風をくれた人/ブラックベリーを摘みに/息子の結婚/クリスマスの贈り物/記念日 |
●「夏の終わりに」● 原題:"The End of Summer" ★★ 訳:浅見淳子 |
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1971年発表
2002/06/07 |
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●「懐かしいラヴ・ストーリーズ」●(中村妙子編訳) ★★ |
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2006年12月
2007/05/22
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冒頭の3篇「雪あらし」「マウント荘の不審な出来事」「愛だけでは・・・」はいずれもユーモラスなところがあって、なんとなくO・ヘンリのラヴ・ロマンスものを思い出させられます。 ジーン・スタブズ「雪あらし」/ジュディー・ガーディナー「マウント荘の不審な出来事」/ステラ・ホワイトロー「愛だけでは・・・」/ロザムンド・ピルチャー「ララ」/ダフニ・デュ・モーリア「もう一度、キスをして」/ミス・リード「ドクター・ベイリーの最後の戦い」/メアリ・ラヴィン「砂の城」 |