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1.プリンセス・ダイアリー
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“プリンセス・ダイアリー”シリーズ一覧 1. プリンセス・ダイアリー 2. ラブレター騒動篇 3. 恋するプリンセス篇 4. ときめき初デート篇 4.5 どきどきキャンプ篇 5. ピンクのドレス篇 6. 悩める見習いプリンセス篇 6.5 クリスマスプレゼント篇 7. パーティ・プリンセス篇 7.5 スイート・シックスティーン篇 8. がけっぷちのプリンセス篇 9. 崖の下のプリンセス篇 10. 永遠のプリンセス篇 |
●「プリンセス・ダイアリー」● ★★☆ |
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2002年2月 2006年6月 |
バーネット「小公子」の主人公を女の子に置き換え(注:「小公女」ではなく)、さらに現代風にアレンジ、そのうえで「ブリジット・ジョーンズ」風に語らせる、と本作品に近くなると思います。なんとなく感じが判って頂けたでしょうか。 主人公のミア・サモパリスは、ニューヨークに母親と住む、ごく普通の女子高生。悩みと言えば、背ばかり高く貧乳であること、代数が苦手であること、誰からもデートに誘われたことがないこと、等々。 フツーの女の子の日記風小説ですから、軽く読める作品。でも、車中読書で度々駅を乗り過ごしそうになったのですから、すこぶる面白い一冊であることは間違いなし! |
※映画化 → 「プリティ・プリンセス」
●「プリンセス・ダイアリー
ラブレター騒動篇」● ★ |
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2002年7月 2006年7月 |
ミアの“プリンセス・ダイアリー”シリーズの第2巻【10月20日〜11月01日】。
日記形式の小説となると、第1巻で折角恋人関係になった主人公ら2人を、再度振り出しに戻さざるを得ないものか。 本書の始まりは、ミアの母親の思いがけない妊娠の発覚から始まります。相手は勿論、ミアの代数のジャニーニ先生。 |
●「プリンセス・ダイアリー
恋するプリンセス篇」● ★ |
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2003年1月 2006年8月 |
ミアの“プリンセス・ダイアリー”シリーズの第3巻【12月06日〜12月20日】。
今回は、親友リリーの兄マイケルに対する、ミアの恋心を描くストーリィ。 ※本シリーズは3部作で完結する筈だったのが、好評につき7巻まで延びる予定とのことです。 |
●「プリンセス・ダイアリー
ときめき初デート篇」● ★ |
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2004年10月
2004/11/06 |
ミアの“プリンセス・ダイアリー”シリーズの第4巻【01月01日〜01月24日】。
本来三部作で完結の予定だったのが、引き伸ばされて続くことになった最初の巻。その所為ばかりとは言えませんが、かなりマンネリ化したという印象。 本巻は、冬休みに初のジェノヴィア入りしたところから始まります。ミアの不満は、スケジュールが超過密なこと、おばあさまが何かにつけて口うるさいこと、折角マイケルとの仲が実ったというのにロクにマイケルと電話もできないこと。 ※映画化の逆手をとって、ミアの映画化が本巻での話題のひとつとなります。本と映画、持ちつ持たれつの関係というべきか。 |
●「プリンセス・ダイアリー
どきどきキャンプ篇」● ★ |
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2004年12月 |
ミアの“プリンセス・ダイアリー”シリーズ・番外篇【03月10日〜03月16日】。 ※原書では「4と1/2 巻」だそうです。 番外篇らしく、とても薄い一冊。僅か67頁で定価
1,000円というのは、費用対効果の面からしてとても高いと思いますが、このシリーズ=乗りかかった舟と諦めて、購入して読了。 ミアを始めとするいつもの面々は、「ホームレスに住宅をつくる会」の活動のためウェストバージニアへと出かけます。親たちの干渉のない場所でマイケルとラブラブしたい、というのがミアの最大の動機でしたが、現地ではテント生活のうえ、ろくにシャワーも浴びれないという、ラブラブとは縁遠い5日間。 |
●「プリンセス・ダイアリー
永遠のプリンセス篇」● ★★ |
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2010年07月
2010/08/05
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シリーズ10作目にして完結篇。 それにしても、その間4冊を読んでいないとこんなにも物語は変わっているものか、と驚きます。 第1作から4年が経ち、ミアたちはいよいよハイスクール卒業の時を迎え、記念のプロムに胸をときめかせているという時期。 まあ、シェイクスピアではありませんが「終わりよければすべてよし」、最後は急展開での大団円。振り返ってみれば、いかにもハイスクール時代らしい4年間だった、ということ。 |