・ 肺炎球菌ワクチン
重症肺炎の原因菌は約 40 % が肺炎球菌とされ、インフルエンザなどの感染症で易感染性となったときに合併しやすいことも問題となります。この場合は
50 %以上が肺炎球菌と報告されています。
また、上記は原因菌の比率ですが、肺炎による死亡率、重症化率に対する効果はさらに高いと報告されています。
さらに、下記にも記載している毎年のインフルエンザワクチン接種との併用で、さらなる肺炎予防効果が認められています。
慢性疾患をお持ちの方、ご高齢の方はご検討ください。特に、肺疾患、心疾患で治療中の方、手術後などで衰弱している方には積極的におすすめしております。
このワクチンは 1 回の接種で 5 年間有効とされ、2009 年 11 月より複数回の接種が可能となりました。複数回の接種ができる方は、肺炎球菌ワクチン接種後
5 年以上経過している 65 歳以上の方で、医師が再接種が望ましいと診断した方です。
すなわち、65 歳以上の方の多くは 5 年毎に接種するのが望ましいと思われます。
2014 年秋から、自治体による補助が始まり、節目の年齢の方、65 歳、70 歳、・・・、95
歳、100 歳以上、になる方は、お安く( 3,000 円)で接種できるようになりました。皆さんにおすすめですが、対象の方はさらにおすすめと思いますので、検討してください。
自費の場合の費用 : 8,800 円 ( 8,000 円+消費税 )
・ インフルエンザワクチン
毎年 10 月 1 日よりインフルエンザ HA ワクチンの接種を開始しております。
10 月下旬から 12 月上旬の接種が一般的で、小学生以下は 2 回接種となります。
原則として体温が 37 ℃ 以上の方は接種できませんので、ご自宅で体温を確認してからご来院ください。
横浜市在住の方で 65 歳以上の方は横浜市の補助対象でお安くなりますが、12
月 31 日までですのでご注意ください。
ワクチン製造株は毎年流行を予測して決定され、2015 年秋からのワクチンは
A 型 2 種、B 型 2 種、計 4 種の混合です。
インフルエンザワクチンを接種しても感染を完全に予防することはできませんが、感染した場合に軽い症状で済み、肺炎や脳炎など重篤な病態に陥るリスクを減らすことができます。
したがって、基礎疾患のある方、小児、ご高齢の方は接種をおすすめいたします。
費用は年によって若干異なりますので、お問い合わせください。
( 2015 年 6 月 27 日更新 )
・ 帯状疱疹ワクチン
費用:7,700 円( 7,000 円+消費税 )
・ 他
詳細はお問い合わせください。
麻しん
風しん
MR
二種混合
日本脳炎( 2 期)
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