【 雨水貯水タンク設置 】
【 雨水タンクのオーバーフロー排水 】
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2014 年 09 月 10 日(水)【 雨水貯水タンク設置 】
CAR コーナーに入れるべきか迷いましたが、工作 DIY 全般がこのページなので・・・

500 L の水タンクをゲット
家屋の東側、南寄りの掃き出しコンクリート上に設置
っというか、置いた
スペックでは重さ 16 kg
すでに蓋には穴明けし、ホース接続用のタケノコをセット
→ → 
東南角の雨どい → 15 cm カット → 雨水集水継手をセット
雨水集水継手はフィルター入りの分岐
集水効率は不明だが、流量が多いときは集水できない割合が多そう

現物合わせでホースをカットして接続
安定感に欠けるが、固定法もなく、このままか?

接続した雨どいの上を見上げる
2 階屋根の東南 1/4 分の雨水が通るハズなのだが・・・
この場合、2 階ベランダ東側の排水も合流する
我が家の場合、家屋の南側は東端から西端までベランダがある構造
そこで、

西南の雨どいの高い位置にも雨水集水継手をセット

ベランダの西端から東端までホースを這わせ、東端の排水口に雨水が入るようにした
これで 2 階屋根の西南 1/4 分の雨水もゲットする
屋根面積の 1/2 +ベランダの東側 1/8 くらい?の雨水がゲットできる計算

タンク排水口はご覧の様な立派な蛇口
セット購入ですが、価格的にはかなり割高
位置的には突出していて破損が心配
キャップを加工し、直接ホースを接続すれば不要だったか?
接続したホース先端を高い位置に保持すれば使い勝手は変わらないから・・・
2 つ目を購入するならタンク単体にしようかな?
購入コストはおおよそ、
タンク + 蛇口 --- 17,000
内径 32 mm ホース × 20 m --- 8,100
集水継手× 2 --- 7,000
固定バンド、タケノコ、他 --- 3,000 〜
で、35,000 円+でした
正確な屋根面積、集水効率は不明・・・
少なめに見積もって概算してみると、
集水範囲の屋根面積を 2.5 m × 10 m とすると、面積は 25 m2
500 L / 25 m2 = 20 mm
っとなって、20 mm 降れば 500 L タンクが満タンになる計算!
横浜市の月間平均雨量は 140 mm 前後
オーバーフロー排水を考えないといけませんか?
災害対策ですが、具体的に雨水を飲もうと思っているわけではありません
イザとなればフィルター通して煮沸すれば飲めますけどね・・・
災害規模にもよりますが、とりあえずトイレの流し水にはなりますね
今日は午後から雨の天気予報なのですが、まだ降ってません
早く降らないかな〜!
2014 年 09 月 14 日(日)【 雨水タンクのオーバーフロー排水 】
タンク設置後はあまり降雨がなく消沈気味
でも、昨夕は雷雨があり、短時間ですが豪雨となりました
調べると、2100 に 30 分間で 20 mm の降水量だったようです
朝タンクを見たら、約 210 L 溜まっていた
計算では 20 mm 降れば楽々 500 L のハズですが、ゲリラ過ぎた模様・・・
でも、ゲリラ 20 mm で 200 L オーバーを確認
横浜市の月間降水量 140 mm からするとオーバーフローは確実
本日オーバーフロー排水管を取り付けました

タンクの上端、500 L ライン付近に穴明け
注水と同じ、内径 32 mm のホースを接続し、雨どいに合流させた

捨て水はご覧のように雨どいの合流ユニットで元々の雨どいに排水
これでタンク内の水は概ね新鮮に保たれるでしょう
(注水は内側にホースを伸ばし、タンク下方に入るようにしている)
丸どいはすぐに見つかるが、角どいは小さなホームセンターでは扱ってない
大きなところでやっと発見
集水継手も角どい用は値段が高く、パーツを探すのも大変
タンク下方のバルブからは普段玄関脇で使用する場所までホースを接続
カメの水や草木の水やりに使えるようになりました
現在の水位 200 L 域では水圧が弱い
でも、通常は満タン 500 L 域での使用となるでしょうから、出は良くなるでしょう
出てくる水はきれいに透明で、見た目には水道水と区別がつかない
集水継手にあるフィルターでゴミが除去されるためだと思われます
これで一応の完成、設置終了となりました
災害は困りますが、このような対策は有用かと思います
500 L のタンクを設置したら、もろもろで 4 万円でした〜
(我が家の場合)
※ 追加
今回のタンク設置では、なるべく多くの雨水を集水するように工夫
家屋の東南、西南、メイン 2 本の雨どいから集水
横浜ではそこまでしなくともタンクは満水になるでしょう
しかし、ただ雨水を流しこむシステムでは満水以降は注水がストップする
つまり、貯まった雨水が古くなるわけです
そこで、雨水の集水量を多くし、タンクの下方に注水
満水以降は雨水が流れ込んだら上方から排水するようにセット
貯まった雨水は日差しで温められ、注水される雨水はそれよりは冷たいハズ
新鮮な雨水はまず下方に貯まり、上方の古い雨水が排水されればいいわけです
注水量を必要以上に確保したので、効率もいいハズですが・・・
もちろん、集水量が多いということは直接的なメリットもあります
災害発生直後のキビシイ時期、ちょっと雨が降ってくれればかなり助かる
まとまって降るなら風呂水を確保するのも十分可能ですから・・・
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つづく・・・

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