美深駅
Bifuka Station

開業年月日 1911年11月3日
所在地:北海道中川郡美深町字美深
(有人駅)

大変美しい響きのする美深という地名ですが、
その由来はアイヌ語の「ピウカ(小石河原)」に由来しています。
美深駅が開業した当時、駅名の読みは「ぴうか」となっていましたが、
漢字につられる形で現在の読みに変更されました。
現在町内の人口は5500人強を数え、美深駅はその中心部に位置しています。

 
美深駅は、舗装された2面2線の相対式ホームです。
名寄駅を出て最初の特急停車駅・列車交換駅です。
かつて美幸線が運行されていた頃は、東側にもう1線ありましたが、
現在はレールが撤去されています。


 
美深駅の駅舎は、鉄道駅とバスターミナルを兼ねた
交通ターミナルとなっています。
1時間に1本程度運行されている恩根内方面に向かう路線バスは、
国道上を運行しているため、この交通ターミナルには入りません。
美幸線代替のバスのみが交通ターミナルに入るため、
この交通ターミナルから出発するバスは1日3本に過ぎません。

駅舎の上部には「美幸の鐘」が建てられています。
名前の由来は、かつて美深駅を発着していた、旧国鉄美幸線によります。
現在では、稚内行き特急到着時に歓迎の意を込めて鐘が鳴らされています。



南美深(みなみびふか)美深(びふか)−初野(はつの)



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