信州長野周辺を行く

おぶせの街はスニーカーサイズ

北陸新幹線開業監査の為、5,6月に長野を行き来しました。
善光寺のご開帳、北斎を巡る小布施、池田満寿夫を小布施、 
松代で見る。何処か温泉に寄れれば最高だっだのに残念。  


信州善光寺 5月10日

「牛に引かれて善光寺参り」一生に一度はお参りしなければ極楽にいけない。
ご開帳、大勧進の日曜日とあって、参拝出来ない。
取材のカメラマンが好い位置を横取りしている。
小布施 高井鴻山記念館

江戸末期から明治にかけて、豪農で豪商であった鴻山。
北斎を小布施に呼んだ大金持ち。
自ら書画に嗜み、作品が展示してある。
おぶせミュージアム 中島千波館

小布施の街を歩くと「北斎館」、「高井鴻山記念館」、「おぶせミュージアム」
3館の共通入場券が発売されている。
版画をメインにピカピカの美術館である。
おぶせミュージアム 中島千波館

追悼 池田満寿夫。
平成の大幟展。
小布施町制40周年記念の年に、池田満寿夫は全長25mの大幟を制作した。
高井鴻山の漢詩「紫栗経霜熟」(しりつはしもをへてじゅくす)を書く。
版画の代表作も展示されていた。
小布施 岩松院

北斎の絵が21畳敷本堂の天井にあるので有名。
ご本尊の前で寝ころんで見るのが正しい鑑賞法だ。
そうして眺めると極彩色の「鳳凰図」が描かれていた。
川中島古戦場跡

千曲川と犀川の間にある一帯。
上杉謙信と武田信玄が一騎打ちを行った。
三太刀七太刀の碑、信玄・謙信一騎打ちの像がある。
松代城跡

工事中で「ほこり」にダメージを受ける。
工事用の車が在るだけで、
訪れる人がいるのだろうか? 桜の名所だそうな。
松代 池田満寿夫美術館

竹風堂の栗菓子一つで建てた美術館に思えてならない。
竹風堂の隣にある美術館であって、美術館の隣に竹風堂があると思えない。
松代 池田満寿夫美術館

長野市出身といえど国際的な芸術家のお仕着せで松代とは如何に?
私にとっての池田満寿夫は芥川賞作家、佐藤陽子、エロ版画家。
松代 大本営予定跡

太平洋戦争末期、軍部が本土決戦に備えて大本営を建設すべく掘った大地下壕。
総延長は約13,100mになる。さらに仮皇居の予定も在ったそうな。
国民を馬鹿にしたような建設に訪れる人がいるのだろうか?