北折の研究紹介

※ここでは必ずしも読んで下さる方を研究者だけとしていませんので、幾分(場合によってはかなり滅茶苦茶)くだけてます。つまり、研究者の方でない人にも読んでいただいて、貴重な意見をいただきたいのです。勿論、社会心理学者の方からもご意見をいただけたらと思っています。

 

北折の研究の概略

北折の研究の減点もとい、原点

北折の今までの研究(ささやかな業績一覧)

 

北折の研究の概略

 私の研究は、社会規範を心理学的観点から検討することです。社会の秩序を維持して行くには、様々なルールをもって、個人の行動を規制しなければなりません。だって、みんながみんな、好き勝手なことやったら収拾がつかなくなりますよね?

 そういうと誤解されるんですが、「じゃあ、正しい規範って何?」みたいなことをよく聞かれます。私の研究テーマの一つに、歩行者の交差点での赤信号無視に関する研究があるのですが、他の人と話していると、「じゃあ、北折くんは、信号を守ることを正しいと思っているの??僕はそれは違うと思うな、だってね、、、以下省略、、、そんなの従うだけ無駄なわけさ、だってそう思わない?」なんて議論をよくしたりします(ふっかけられたりします)。

 でも私は、別にそんなこと研究したいわけじゃないです。もちろんそういう議論がとても大切なことは分かっています。でも、何が真に正しくて、何が真に正しくないことなのか。とりあえず私は全知全能の神様じゃないので、「これが正しいことだ」なんて決めつけることはできません。

 よく非常勤講師先なんかで話すのですが、<<汝殺すなかれ>>だって、絶対に”正しい”ことであるとは言えません。偉大なるチャップリンの殺人狂時代と言う映画をご存じでしょうか?戦争時には、多くの敵を殺せば英雄視されますよね。「それは戦争が特殊な状況だからだ」なんて言う意見をいただいたことがありますが、私に言わせればただの平和ボケです。今なお世界中で、いくつの悲惨な戦争が起きていて、どれだけの数の、罪のない人が戦争で殺されていることか。戦争なってちっとも特殊な状況ではないし、日本だって、太平洋戦争の時は一人の命よりも国が勝つことの方が大切だったわけです。立場(時間 or 状況)が変われば、”正しい”ことなんてころころ変わるのです。こうやって書くと誤解されそうなんですが、私はだからって、戦争や殺人を肯定しているわけではないです、当たり前ですが。それとやっぱり、できればみんなが嫌な思いや不愉快を感じないで、互いに思いやりの心を持って生活していけたらなぁ、、、という理想はあります。「思いやり」の定義は難しいのですが。

 それと、「ルールを守らせるには制裁で」と言う考え方も、個人的には嫌いなのです。そういう国があるじゃないですか、アジアにも。そういう社会が暮らしやすいかどうかは難しいところだと思います。すごく居心地が良い方もいるかも知れませんが、少なくとも俺は暮らしやすいとは絶対に思わないだろうし(笑)。だけど自分でも判っているんですが、制裁以外の効果的な方法って、ちょっと浮かばないし、必要な場合もあるんだよね、短絡的に行くと。制裁ってなんだかんだ言っても、低コストでルールに従わせることができるのは魅力だしね。なんとかならないかねぇ。。。これは自分の研究の中でも、特に重要な課題で、色々と考えるところです。

 だけど正直、こういうのをぼーっと考えるのはすごく楽しいんですが、研究ベースに載せるのって難しいんですよね。いつも、どんな方向に持っていこうか悩んでいます。今やっていることが絶対とは思えないし、苦しいところです。

 

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北折の研究の原点

 

 何でこういうの研究しようと思ったか。もしかしたら、卒論なんかで調べものしてて、このHPに当たった方もいるかもね(ご愁傷様です >なんでや)。修論の時は、こういう研究をしようと思った理由について、こんな風に書いてました...

・・・修論より一部抜粋・・・

 オートバイに乗っているとき,余りに多くの社会的ルール違反に遭遇したことが,研究に着手しようと考えた直接的な動機である。公共の場において,余りにも自分勝手な行動をとる人が多すぎる。そして,それが周りの人に余りに迷惑な行動であるにも関わらず,違反行動を犯す側は,その行動に対する罪悪感が殆ど見られない場合があるし,むしろ違反行動をしないと恥ずかしい思いをするような場合さえある。最低限守られるべきはずのやルールを守らず,周囲の人に大きな迷惑をかける。これを何とかしたいと考えたのがこの研究を思い立った直接的な理由である。自身も実際,オートバイで走行中,窓から突然火も消されていないたばこの吸い殻を投げられ,それが肘を直撃したこともあったし,左折の合図も出さず,ろくに確認もしないまま突然曲がってきた車に巻き込まれて事故に遭ったりと,色々とこういった社会的ルール違反により被害を受けている。無論,本研究はそういった違反者を一方的に批判する意図はない。あくまでこういった違反行動の背後に潜むメカニズムを心理学的視点から明らかにし,違反行動の抑制策を探ろうと,この研究は試みているのである。

・・・ここまで・・・

 かっこいいけどウソです、飾ってます、エピソードは本当にあったことだけど。本トの所、もっと深いところに何があるんだろうと思って考えてみたら、中学校あたりに行き着きました、とりあえず。

 私が通ってた中学校は、そりゃそりゃ校則が厳しくて、くだらない決めごとが結構ありました。で、何が嫌だったかって、頭をボーズにしなきゃいけなかったこと。僧侶じゃあるまいし、何でこんな頭にしなきゃいけないのか?いつも嫌々ながらバリカンで刈ってました。そして折しも、私が通っていた頃は、管理教育の弊害が叫ばれていた頃でした。嫌が上にも、色々なことを考えました。規範が破られるプロセスや、逸脱行動の抑止策の研究なんかは、この辺のところが原点じゃないかな、と思います。

 でももっと突っ込んで、”正しい”ってなんだろう?、”良い”とか”悪い”ってなんだろう?、っていうのを初めて思ったのはいつだろう、、、記憶にある限りでは、『機動戦士ガンダム』を初めて見たときでした。これは強烈に残っているんですが、第一話、スペース・コロニーの中でザク二機が暴れててアムロが一機を撃破したとき。もう一機のパイロット(ジオン軍)が、「おのれぇ、よくもジーンを」なんていいながらガンダムに飛びかかっていったときでした。

 テレビ大好きっ子の私は、子供の頃はテレビばかり見ていました。それまで好きだったのは仮面ライダーで、正義の仮面ライダーが悪者を倒していく、そんなシーンを何度も見ていました。そして、そこに描かれる悪者は身勝手で、いかにも悪そうで、殺されて当たり前、、、そういう<悪は成敗>と言う勧善懲悪なルールを何も疑うことなく信じていました

 でも、ガンダムに出てくるザクのパイロットはあまりにも人間味がありすぎて悪い奴に全然見えない。仲間の敵討ちなんて、(仮面ライダーの)悪者には絶対あり得ないような話です。だいたい、幼少時の私の頭の中には、”ジオン軍=悪い奴ら”だったのですが、ランバ=ラルもなんかいい人そうだし、悪者のくせにシャア・アズナブルは格好良すぎて悪者に見えない、格好良い悪者というのは仮面ライダーではあり得なかったし。だいたいセーラさんの兄という点も判らない。。。

 そして決定的だったのが、ガンダムの後で放送が始まった『太陽の牙ダグラム』というアニメでした。これは連邦とゲリラとの”ドンパチ”だったと思うのですが(違ってたら済みません)、この’連邦’とガンダムの’地球連邦’がごっちゃになったのです。え??(連邦=悪い奴)なの??

 もちろん今なら一笑に付すような話です。でも、このときに色々と混乱したことが、今の研究の原点になっているように思います。だからと言うわけではないですが、私は、ある事象を”正しい”と判断するのにすごく慎重になるし(思いこみで悪びれた様子もなくしゃべることはありますが)、何が”正しい”のかなんて、立場や状況が違えば変わるんだ、、、と思っています。

 

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北折の今までの研究(ささやかな業績一覧)

 変な話なんですが、私が書いて発表した論文であっても、書いた論文って学会に著作権があるんですよね。だから、このHPに自分が書いた論文であっても、そのまま載っけちゃうと著作権法違反になってしまうんです。今までは何の気なしに(そのかわり、自分が単独 or ファーストの研究のみに絞って)載っけてましたが、一応私、社会規範の研究者ですし(笑)、まずいことを判っていながらやるのは辞めることにしました。

 だけど、ただ載っけるだけじゃあ、やっぱりつまんない。それと、いくら何でも修士論文や、自分の大学の紀要に書いた論文くらいは構わないだろう、、、と言うわけで、このページもリニューアルにあたり、こんな風にしてみました。本当は、全部載っけて、論文を直接手に入れることができない人であっても、自由にご覧いただけるようにしたいんですが、”悪法も法なり”ではないですが、ルールは破るとなし崩し的に収拾がつかなくなりますし、ねぇ。今後の研究は、こんな風に一定のルールでまとめていきたいと思います。しかし、大したことない業績を載せるのは辛い・・・。

※共同研究の論文・学会発表については、そのままページ数とかだけ掲載します。論文の内容等については、ファーストの先生にお問い合わせ下さい(リンクをできるだけはります)。

※自分がファーストで吉田先生と2人での共同研究、もしくは単著の論文、学会発表について、、、

・大学の紀要、修士論文等の学位論文については、そのままここに掲載しますし、研究の裏話も載せます。

・学術論文、学会発表についても、許可を得られればそのまま掲載します(裏話つき)。

・許可を得にくそうな場合、その他忙しくて手が回らない場合は、仕方ないので、裏話と簡単な要約のみ掲載します(おいおい作っていきます)。メールをいただければ、(郵便かデータで、、、多分データで)論文を送付するようにします。なお、各研究ページ下の”次の研究”は、自分がファースト & 単独で発表した研究を発表順におっていくような形になっています。

 各研究の裏話については、公式にはオフラインだから、好き勝手書いてます(笑)。

 それにしても、久しぶり(2006年以来8年ぶり)に更新しました。結構大変だったけど、それだけ研究活動を活発にやってきたということなんでしょう・・・そう思うことにしておく(笑)。

 

★ ↓追々リンクしていきます。

 

【学位論文】

 

 

【著書】

 

 

【寄稿等】

 

 

【学術論文】・・・書いた(もしくは掲載された)順です

 

 

 

【学会発表】・・・発表した順です

 

※学会発表は(多すぎて面倒なので)リンクするの辞めました。文献請求はメール下さい

 

 

 

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※北折が何を研究したいかは、詳しくここで掲載していく予定です。

 

◎北折へのMailはこちら(kitaori@kinjo-u.ac.jp) まで。 ぽすぺうぇるかむ。


 

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