○名古屋大学に出した博士学位論文

※こないだの教授会で、博士論文が通りました。これで、一応の残務処理は終了、大学院生活の総まとめも終わりました。ここまで全力疾走してきたけど、決して素晴らしい研究ができたわけではない。後から後から問題点が噴出してきて、反省する所も、追証しなければならないこともいっぱいあるが、まー形になったからよしとする。少なくとも、大学院生活に悔いはない。。。

 修論と同様、この下に長々と書くと大変なことになるから、ページだけつけときます。その他一式に興味を持って、「どーゆーしょーもない博論出したよ?」って、興味を持っていただける方がいらっしゃったら下からダウンロードしてください。もちろん博論ですから、すでに学会発表・投稿論文等でデータパブリッシュは完了しています。修論に輪をかけてサイズがでかく、圧縮しても12MBなので、ホントに奇特な方以外は辞めといたほうが無難です。あ、ワード2000で作成しました。

私は奇特なので、サイズはでかいが北折の博論を読んで笑う(約12MB)。

私は奇特だがまともなので、ダウンロードは北折の博論の論文申請だけにしておく(約200KBくらい)。

★論文申請書は、一部PageMakerで作ってあります。

もちろん、この研究の裏話もあるです、はい。

 

TITLE:社会規範からの逸脱行動に関する研究
          ―記述的規範の観点から―

 

目次

はじめに

第1章 序 論 ―研究の理論的背景―・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1

1-1 社会規範の定義について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
 1-1-1 社会規範とは何か?
 1-1-2 社会心理学におけるこれまでの研究の流れ
 1-1-3 社会規範の所在
  1-1-3-1 外在化された基準としての社会規範
  1-1-3-2 内在化された信念としての社会規範
  1-1-3-3 所在に関するまとめ
 1-1-4 当為について
  1-1-4-1 2つの社会規範
  1-1-4-2 命令的規範について
  1-1-4-3 記述的規範について
  1-1-4-4 当為に関するまとめ
 1-1-5 記述的規範の検討意義

1-2 社会規範の周辺 −関係諸概念の整理−・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10
 1-2-1 道徳性と社会規範
 1-2-2 同調行動と社会規範
 1-2-3 歩行者の信号無視行動に関する諸研究
 1-2-4 違反抑止メッセージについて

1-3 本論文の目的と概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19
 1-3-1 本論文の問題と目的
 1-3-2 論文の構成と概要
 1-3-3 本論文を構成する研究について

第2章 記述的規範が行動判断に及ぼす影響について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22

2-1 本章の問題と目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23

2-2 記述的規範が行動判断に及ぼす影響の検討(歩行者行動の観察研究)・・・・・ 23
 2-2-1 目的
 2-2-2 方法
 2-2-3 結果
 2-2-4 考察

2-3 記述的規範に対する認知(歩行者に対する調査)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29
 2-3-1 目的
 2-3-2 方法
 2-3-3 結果
 2-3-4 考察

2-4 習慣性が記述的規範に及ぼす影響(歩行者行動の観察比較)・・・・・・・・・・・・・ 36
 2-4-1 目的
 2-4-2 方法
 2-4-3 結果
 2-4-4 考察

2-5 総合的考察・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 38
 2-5-1 第2章で得られた知見のまとめ
 2-5-2 記述的規範の検討意義について
 2-5-3 習慣性の影響について
 2-5-4 残された課題

第3章 記述的規範に影響される個人の特性に関する検討・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41

3-1 本章の問題と目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42

3-2 類型間の態度の違いに関する調査(調査1)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42
 3-2-1 目的
 3-2-2 方法
 3-2-3 結果
 3-2-4 考察

3-3 主観的評価と実測値査定について(調査2)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 52
 3-3-1 目的
 3-3-2 方法
 3-3-3 結果
 3-3-4 考察

3-4 総合的考察・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 61
 3-4-1 第3章で得られた結果
 3-4-2 2つの研究を通じて明らかになったこと
 3-4-3 今後の課題

第4章 逸脱行動を抑止する試みと記述的規範の影響・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64

4-1 本章の問題と目的・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 65

4-2 違反抑止メッセージが与えるインパクトに関する調査・・・・・・・・・・・・・・・・・ 65
 4-2-1 目的
 4-2-2 方法
 4-2-3 結果
 4-2-4 考察

4-3 記述的規範の影響をふまえた違反抑止メッセージの効果測定・・・・・・・・・・・ 76
 4-3-1 目的(予備的検討)
 4-3-2 方法
 4-3-3 結果と考察
 4-3-4 目的(実験1)
 4-3-5 方法
 4-3-6 結果と考察
 4-3-7 目的(実験2)
 4-3-8 方法
 4-3-9 結果と考察
 4-3-10 目的(実験3)
 4-3-11 方法
 4-3-12 結果と考察
 4-3-13 3つの実験を通じて明らかになったこと

4-4 総合的考察・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 86
 4-4-1 第4章で得られた結果
 4-4-2 研究を通じて明らかになったこと
  4-4-3  今後の課題

第5章 総括的討論・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 90

5-1 記述的規範に関する知見の整理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 91
 5-1-1 記述的規範の影響について
 5-1-2 逸脱行動に影響する諸要因について

5-2 違反抑止メッセージに関する知見の整理・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 93
 5-2-1 違反抑止メッセージ効果のまとめ
 5-2-2 さらに効果的な違反抑止メッセージについて

5-3 今後の課題・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 96

引用文献・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 99

おわりに

 

話したくて仕方がない
この研究の裏話コーナー

  いやぁ、ここまできました。自分の大学院生活の総まとめとして提出できました。いやあ、長かった。。。昔はこういう博論を提出して、博士になったらソートーエライもんだと思っていたが、正直どうってことない。もちろん自分のことを、エライとか優秀だなんてこれっぽっちも思えない。とりあえず「末は博士か大臣か」なんて言うけど、俺はまだ終わってないぞ、大学院出たばっかりだ!!(笑)でも、これを見た何も知らない人って言うのは、きっと俺のことを「優秀な奴」だとか思うんだろうなぁ、、、噴飯ものだ。後輩たちの中にも、何か勘違いしている人がちらほらいるようなのだが、俺は賢くもないし優秀でもない。その辺はボスや昔のことを知っている友人なんかが一番よく知っている。ただ、無我夢中でやってたら結果がたまたまついてきただけ、運が良かっただけ。今思えばマスター入試の成績もドベチン(奨学金貰える順番で判ります。私は貰える順ドベでした)だったし。まぁなにより、本人の前では照れくさいから言えないけど、ホントに指導教官の吉田先生のおかげです。有り難うございました。よくこーユー有り難うって書いてあるけど、私はホントに社交辞令でなく、ここまでこれたのは先生のおかげでした。いい師匠に会えるかっちゅうのは、実は院生生活で一番重要なことかも知れない。今後とも頑張ります。

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※近いうちにまた、北折が何を研究したいかを詳しくここで掲載していく予定です。

 

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