3:着彩
■着彩に入ります。晏嬰の場合、着彩は殆ど水彩ブラシ一本で通します。細かい所を塗り込んだり、広い所をバーッと塗ったりする時も、ブラシコントロールサイズパレットでブラシの太さを調整しながらどんどん塗って行きます。
■右のサンプルがブラシパレットとブラシコントロールサイズパレット。いつもはサイズパレットだけ出したらブラシパレット本体は消してしまいます。その代わりに、よく使うブラシばかりを集めたカスタムパレットを出して、そっちを使ってます。
カスタムパレットってのは、Painter5.0から使えるようになった機能で、よく使う道具をひとつのパレットにまとめられるスグレモノ。たくさんあるパレットをいちいち切り替えずに使えるので便利便利。



塗り方はこんな感じ。
■準備ができたらちゃっちゃと塗って行きます。基本的な手順は下の通り。
1:薄い色を選んでベースカラーをつける。ハミ出しても気にしない。
2:ハミ出した部分があったら水彩用消しゴムで消す。ハミ出しがなくなったらキャンバスメニューの乾燥オプションを選んで色を定着させる。
3:乾燥させた上から影になる部分にまたもう少し濃い目の色を乗せる。終わったら乾燥。この繰り返し。
4:このへんでいいかな、と思ったところで水滴ブラシを使い、塗りが荒い所や髪のツヤの部分をぼかしていく。


ペン入れが完全に終わったところ。

1.
2.
薄い色からサッと。 乾燥させないうちに髪のツヤでできた影をのせる。後からぼやかすよりこっちの方が綺麗にできる(と思う)。
3.
4.
塗りムラをぼかしたところ。髪全体の色の境目がぼやけてるのが分かるような分からないような…。 もう1ランク濃い色が乗りました。

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